
・俳優訓練トレーナー
(演技講師)
・演出
お任せください。
右記に書いている、日本で浸透していない世界標準の俳優訓練のほか、オーソドックスな演技指導まで、各レベルの指導が可能です。
世界の俳優訓練のベーシックにおかれるスタニスラフスキーシステム。日本では、誤解やアメリカからの偏った情報などが原因で根付かなかったが、イギリスなどは独自に研究・発展され、今でも現場で使われている。ソ連解体までは、情報が正しく伝わることのなかったシステムの概要も、今急速に研究され、実像が掴め始めている。その先陣を切っているのが、ジーン・ベネデッティ。彼の著作は幸いに数年後には翻訳されているが、別役は、最新の著書から常にスタニスラフスキーシステムを研究している。
スタニスラフスキーシステムは、難しいものではなく、むしろ難しい演技の要素を、どうすれば効率よく網羅して習得できるかを指南した演技マニュアルである。すなわち、俳優にとって重要かつ必須の要素を身につける手段を教えてくれているのだ。日本の俳優訓練にこの種の手段の探求はほとんど見られない。経験の積み重ねや、経験者によるダメだしで成り立っているからだ。スタニスラフスキーシステムでは、俳優は自ら体験しながら、試行錯誤して演技技術を身につけられる。だから、本物の演技力になっていくし、俳優は成長し続ける。
別役の指導方法の大きな点は、「やらせること」「考えさせること」であり、稽古も実際に俳優にやらせる「エクササイズ」と、意見交換する「ディスカッション」とが中心になる。
スタニスラフスキーシステムの場合、毎回テーマがある。そのテーマは例えば「緊張と解放」や「時・所・状況の影響」「想像力」「五感」「テンポとリズム」「行動の正当化」などで、それらを実際に即興などを行いながら、俳優につかんでもらう。
こうやって、テーマごとに一つ一つプロセスを踏んでいけば、必ずどんな人でも演技の基礎力がつく。日本の俳優の大きな欠点は、基礎力がないことだが、これは経験頼りの訓練だからしょうがない。今、基礎力を求める若者は多い。しかし、基礎を教えられる人は少ない。演技の基礎は「リラックス」や「発声」ではない。それらはほんの一要素に過ぎないのだ。演技の基礎は、まず俳優が「よりよく生活すること」である。俳優は24時間365日俳優修行なのだ。
シアターゲームの類は、日本でもワークショップなどで紹介されているので、アマチュア劇団などでも行われている。といっても、どこかで知ったものをどこかで真似たりしているだけで、バリエーションも少ない。一番の問題は、目的と効果の考察がほとんどされていないということだ。
シアターゲームは世界を覗けば、数百種類ある。そして、それらすべてが、目的と効果の考察がなされている。シアターゲームというのは、単なる楽しむためだけのものでも、テンションを上げるためだけのものでもない。この分野では日本は未発達だ。
シアターゲームは、リラックスに役立つものや、エネルギーを解放するもの、集中力を高めるもの、リズム感を養うもの、アンサンブルを築くもの、身体機能を高めるものなど、非常にバリエーションがある。だから、これらの目的と効果を知ったトレーナーが行うべきなのだ。
別役は、数百種類の資料から、特に皆が楽しめて効果が高いと思われるゲームをピックアップして行っている。
シアターゲームは、楽しみながら技能を養うことが出来るため、初心者や子供の演技教育にも適している。子供向けのゲームは、技能を養うというよりもむしろ考える力や実践する能動性を養うものが多い。
ムーヴメントという言葉は日本であまり知られていない。俳優の身体は商売道具であり、
常に手入れしていなければならない楽器でもある。また、緊張は俳優の最大の敵であるから、柔軟で神経の行き届いた、自由にコントロールできる状態に管理しておきたい。
そのため、身体の各部位を、自然なエネルギー(重力など)を身体に教え込むように、運動をする。無理に動かすバレエやフィジカルシアターではなく、自然かつフレキシブルにコントロールするための効果的な運動である。
その他、アレクサンダーテクニークや、テキストを使ったトレーニング、実際の演出形式に則した実戦的なトレーニングなど、様々な形で対応が可能です。
別役の指導に関しては、俳優教育のページもご参照ください。



また、トレーナーは演劇的センスを持ち合わせているべきだと考えています。教える技術だけではなく、洞察力と芸術センスがなければ俳優を正しい方向に導いてあげることはできません。