C・C&G・G

STONEψWINGSの第6回公演
2005年7月8日〜10日
麻布die pratze

作・演出:別役慎司
STUDIO FEATHER設立・アクティングスクール開校後初の記念すべき舞台

公演名 : C・C (シー・シー)
第6回公演(フレッシュマン公演)として、ACTING SCHOOL今期生を中心に行います。
概要 : 別役慎司が1999年、英国留学中に書いた作品。すり鉢状の客席が四方から取り囲み、アクティングスペースが公園になることを想定して書いた。公園を行き交う人々の日常的な風景から、ドラマやコミュニケーション、内在する悲劇を描いている。
「面白い喜劇だね」「いや、これは悲劇だよ」といえる作品を目指した。
登場人物 : 男=3人 女=4人
創作ノートより(抜粋) :

<人間関係>
気づかない内に誰かに頼られ、気づかれなくても誰かに頼っている。

<内在する悲劇>
切ない思いや、苦しみ、過去の傷は裏にあるけれど、人とのコミュニケーションの中ではあえてそれらを見せず、表面的な付き合いをしている。けれど、心の底の、自分をわかってほしいという欲求は抑圧するほどに強く、爆発しそうになる。
→これらの表面性が喜劇的

<出会いと別れ>
ほんの数日間のとりとめのない日常の断片。しかし、そこに救済的な出会いと破壊的な別れがある。
公演名 : G・G (ジー・ジー)
第6回公演(ベテラン公演)として、COMPANY TRAINING修了者および経験者を中心に行います。
概要 : 本公演のために別役慎司が書き下ろした新作。人間の奥底に眠る感情・記憶を悲劇的にあぶり出した謎の多い設定。しかし、各キャラクターを客観的に見ると随所でおかしみがある。
「重い悲劇だね」「いやおかしかったよ」といえるような作品を狙った。
登場人物 : 4名

概要:

女四人

「Who am I ?」「Who was I ?」

四人の過去も、今なぜそこにいるのかもわからない……
四人はそこで出会い、次第にコミュニケーションを取り出す……
そして見え始める、彼女らの深い闇
行き場を見失った愛・憎悪・記憶……

不条理っぽく感じる会話の連続
しかし、すべてに意味がある
パズルのような台詞
観客を誘う知的ゲーム

客観的に見れば滑稽に
主観的に見れば重く感じる
不思議な作品

上演スケジュール 劇場*麻布 die pratze(あざぶ でぃぷらっつ)
   
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