SKY SOART ψ WINGS第11回公演は、チェーホフの「桜の園」。メランコリックで同情を誘う競売にまつわる領主たちのドラマは背景に追いやり、競売に揺れる領地の「裏」で展開される3組の恋愛模様を描いています。別役慎司が新たに書き下ろす、「桜の園」の真髄。時代の流れに運ばれ、軽やかに浮き沈みする若き登場人物たちのLife。清新でありながら、チェーホフの意図を鮮やかに映し出した作品です。
シアターΧという、日本でも創造性の高い中劇場で行います。舞台美術には、舞台美術家ではなく、造形美術家のMorriさんと戸井田さんが担当。新しい風を吹き込み、「桜の園」の象徴性を随所に刻みます。
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