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7日間で学ぶ! 演技の基礎メールセミナー

俳優になるための大事な心構えとマル秘テクニック

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LEAVESが終わって

leaves 舞台

すかそあvol.3公演「Leaves」が終了しました。

今回の公演は、みんな満足度・充実度が高く、ベストを尽くせたと思います。

ぼくとしても映像というマルチメディアを使った演出や、
身体のコンビネーションによるDevising Theatreの演出にチャレンジし、
一定の成果を上げることが出来ました。

劇作家としては、思う存分最高の作品をつくることにエネルギーを注げたのですが、
演出家としては、具現化する際の制約があまりに多く、どうしても人と場所と金という制限を受けてしまいます。
演出家の自分は劇作家の自分を超えることは出来ませんでした。

 

映像美

リアル映像や録画映像の組み合わせ

極限に少ない予算と、スタジオという空間。
そんな制約の中で、随分とできばえのいい舞台になったと思います。
前売り1600円という低料金は、とてもお客さんにとってはお得だったのではないでしょうか?

「満席になっても赤字」でした。
採算面を度外視して、とにかく最高のものを届けられるようにがんばってきました。

しかし、スタジオ公演としては、vol.1~vol.3で、十分すごいことをしてこれたので、
そろそろお金をかけた、制約の領域を広げた舞台を創っていきたいと思います。

そうしないと、ここまで成長してきた役者たちも勿体ないし、
ぼくの演出力も生かし切れません。

同じ作品で、同じ俳優でも、金をかけたスタッフ、金をかけた舞台美術とでは、
見栄えがかなり違うものです。
お客さんも、スタジオ公演ということで、最初から小規模な劣化版のようなイメージを持って、足を運ばなかった人もいることでしょう。
(実際は至近距離で展開される迫力ある舞台に圧倒されます)

振り付け

「Leaves」という作品ですが、難解といえば難解ですが、柔軟な思考で観てもらえれば、
お客さんそれぞれに色々な解釈が浮かび上がってくると思います。

「わからない→良くないもの」とレッテルを貼ってしまう人は、
アンケートの評価も低くしていると思います。

受け取る気持ちで観に来た人は、それぞれみんな目の付け所が違うものの、多くを持ち帰っていました。

この作品に隠された「大いなる謎」には、誰ひとり辿り着きませんでしたが、
いいところまでいった人はいたようです。

この辺は、メルマガ「羽ばたく演劇」で解説を書こうと思います。

 ↓いまのうちにご登録を↓

 

これだけ、哲学的な、スピリチュアル的なメッセージを含んだ作品は、「ANGEL」以来です。

引き寄せの法則の専門家としても、こういう風に演劇を使って人々に生きるヒントを与えるということを
もっと強みとしてやっていきたいですね。
前々からそういうビジョンはあるのですが、なかなか本腰は入れられていません。

「Leaves」はもっと進化させていきたいと思っています。
必ず再演したいと思います。
日本各地で、(その前に)世界で、上演したいです。

世界で戦える戯曲ですから。

今回の公演で、日本人の理解度がこれぐらいであれば、欧米ならちょうどいいかなと思いました。
今の日本だと、かなりわかりやすさが必要ですけど、ぼくの感覚では、これくらい自由な解釈を許し、
奥底が見えないくらいが最高ですね。

 

スピリチュアルメッセージ


日本初(?)の舞台上演中 すかそあvol.3「Leaves」 2日~5日まで

日本初のDevising Theatreの舞台

おそらく日本初となるDevising Theatreでの上演をスタジオフェザーという小空間で行っています。

昨日初日が終わり、あと4公演。

公演は5日までやります。

どこまでも奥が深い「Leaves」という作品の謎は、
一度観たくらいでは全てはわかりませんが、おのおの自分自身の視点から走馬燈のように様々な思いが浮かぶことでしょう。

 

スタジオフェザーで驚愕の舞台 東京

身体を使ったコリオグラフ

Frantic Assebly式のDevising Theatreでは、Push HandsやRound-By-Throughなど多くのテクニック導入しました。

そして、低予算・小空間の公演でありながら、最大限映像というマルチメディアをミックスさせています。

 

身体を使ったフィジカルシアターではないディヴァイジングシアター

 

次々に繰り広げられる世界は、

主人公"私"の心の世界。

彼女は、なにを振り返り、なにを思うのでしょうか? そして、その結末は……?

http://skysoart.info/vol-3/

 


シラーは哲学者としても図抜けている 「美学芸術論集」

フリードリッヒ・フォン・シラー

フリードリッヒ・フォン・シラーといえば、ゲーテと同じ時代を生きた劇作家・詩人・哲学者ですが、
世界のイメージとして、「劇作家」「物書き」という印象が強いものです。

これはかなり偏見です。
もし、シェイクスピアが戯曲ではなく、哲学書のようなものを書いていたら?
おそらく、一級のものが世に残っているでしょう。

劇作家・詩人というイメージが固まっていますが、シェイクスピアも図抜けた思想を持っていました。


シラーもそうです。

ぼくも知らなかったのですが、この人の思想・哲学はとんでもなく高い境地にいっています

読んでいると、キリストやブッダのようなイメージです。
「奇跡のコース」を読んでいるみたいな箇所すらあります。

最近アドラーとか見直されていますけど、真面目にシラーに再スポットを当てたらいいと思います。
「カリアス書簡」も素晴らしいですが、「人間の美的教育について」は、超一級の哲学書です。

彼は、ギリシアの時代が素晴らしかったのは、
「その自然は芸術のすべての魅力、智慧のすべての尊厳と結びついており、しかも我々の自然のようにそれらの犠牲になどなっていません」
「形式も内容も充実し、哲学的で同時に造形的で、優美で同時に精力的で、空想の若々しさと理性の男らしさがみごとな人間性のなかで統一されているのです」
と理由を述べます。

これは、素晴らしい分析ですね。
なぜ、ぼくがギリシア悲劇に強い関心を抱いたのか、その謎の答えにもなっています。
どうしてかわからない魅力をよく解明しています。

ギリシアの場合、自然と一体でありながら人間的、という模範的な芸術だったのです。


そして、シラーは、西洋社会が一体性から離れていき、理性や哲学で部分的な事象を捉えることになったがゆえに、
ある意味では、国家のように統合としたまとまりとしては機能不全となり、ある意味では科学の発展や人間の成長に寄与したといいます。

シラーはとても大きな視野で、人間や西洋社会を見ていたことがわかります。

で、そんな社会だと、国家などの権力に盲従し、哲学者や科学者の部分的な事象を捉えた説に振り回され、
自己を見失い、狭い範囲でしか能力を発揮できない人が多く生まれてくるでしょう。

いかに啓蒙していけばいいのか。政治的な腐敗堕落にも関わらず、個々人を高尚にしていくにはどうすればいいのか。
(今の時代にそのまんま当てはまっています)

その答えが芸術であるといいます。

シェイクスピアも芸術というツールで政治的なメッセージを発したように、
芸術というのは有効なツールです。

シラーは「芸術と学問は人間の恣意から絶対的な治外法権を享受しているのです」といいます。

 

しかし、理想は簡単ではないということをシラーはよく知っています。
「学問は人に気に入られようとし、芸術は楽しませようとする」こともあれば、
「学問は厳格にその領域を守り、芸術は規則の重い束縛に従う」ことがあります。

真と美が、卑俗な人間性に埋もれてきたことが長い時代あるのです。

まさしく、現代もその通りです。

 「芸術家は自分の時代の子ですが、もし彼が時代の弟子であったり、さらにはそのお気に入りであったりすればなおされ、彼にとって災いです」
といっていますが、その通り、芸術家がただ時代を映すだけの存在だったり、時代に迎合していたりすれば最悪です。

「彼は、質料(おそらく題材)は現代から取るでしょうが、形相(おそらく形式)はあのより高貴なる時代から、いや、あらゆる時代の彼方、自己の本質の絶対的不易の統一から取ってくるでしょう」
といっています。

まさしく、これはぼくが劇作家として10代の頃から意識していることです!

 

ここからは、ぼくにとっても大事な智慧です。

「芸術家はあらゆる側面から取り囲む自分の時代の腐敗から、どのようにして身を守るのでしょうか。それは彼が時代の判断を軽蔑することによってです。彼は自己の尊厳と法則とを仰ぎ見るべきであって、幸福とか必要など下の方は見るべきではありません」

つまり、時代の評価や周りの評価など気にするな、金や地位を求めるという下のレベルで芸術をするな、ということです。

なんでこんなにもシラーは真をついているのか不思議ですが、
とても響きました。

このあと、シラーは、神が代弁しているかのごとく、こんな助言を送ります。

「時代の一切の抵抗にかかわらず、おのれの胸の気高い衝動を満足させるにはどうしたらよいかを知りたいと思っている真理の若き友に、私は次のように答えるでしょう。君が働きかける世界に、善に向かう方向を与えなさい。そうすれば、時の穏やかなリズムがそれをうまく発展させてくれるでしょう。もし君が世界を教化しながら、その思想を必然的なもの、永遠なものへと高めるならば、また行動したり形成したりしながら、この必然と永遠を世界の衝動の対象に変えてしまうならば、君はこうした方向を世界に与えたことになるのです

「君の心の慎み深い静けさのなかに勝利を収める真理を育て上げなさい。そしてそれを君自身のなかから取り出して、美の中へと打ち立てなさい」

「君の時代とともに行きなさい。しかしその所産であってはなりません。君の同時代人に惜しみなく与えなさい」

もう、神です。悟りの境地です。
そして、このことがぼくは痛切によくわかります。


もう、ブログをここまで読んでいる人もあまりいないでしょうけど、
いいんです。ぼくの備忘録的に書いているので。

とにかく作品を創り、認められようともせず、世間的に売れるものを狙おうともせず、
しかし、その時代から完全に生まれたものであり、世に善なる方向性を与える、真と美の芸術を、
時間など気にせず創造していきなさい。真の芸術作品は永遠のなかに溶け込む。
と、こういうことです。 

 

他にも本当にすごいことがたくさん書かれているんです。
翻訳が古くて、どれだけ正確なのかもわからず、そこが残念ですが。
シラーの「美学芸術論集」。

現代の偉大な思想家が書いたかのようなすごさがあります。

 

シラー 美学芸術論集 冨山房百科文庫


動画指導コースオープンと、すかそあvol.3公演

スマホやタブレットで動画指導・オーディション対策

本日はお知らせを二つ。

①地方に住んでいても簡単に演技指導が受けられる「動画指導コース」のプレオープン
②すかそあvol.3公演「Leaves」 について

です。

まず、「動画指導コース」ですが、 STONEψWINGSアクティングスクールは、 一年に一回程度関西でのワークショップを行ったりはしていますが、 基本的に関東圏の通学者を対象とした演技スクールです。
しかし、全国には演技を見てほしい人はたくさんいます。 地方に住んでいても、オーディション対策や演技チェックが出来る形として、 「TANREN」というアプリを使ったITでの動画指導形態を試験的にリリースしました。

月額6000円で、月10本まで動画をアップし、 6項目の演技チェックと、100~200字のアドバイスをもらえます。

6/25から7/25までのプレオープン期間は、半額の3000円で体験することが出来ます。

詳しくはこちらページをご覧下さい。

プレオープン受講者受付中です。
申し込みの際はこちらから。

 

また、もう一つの話題は、舞台のお話です。
「すかそあ」という、短編作品のスタジオ公演ユニットがあります。
当社のSTUDIO FEATHERで30名弱の客席によるアトリエ公演です。
至近距離で迫力ある舞台を楽しむことが出来ます。
これも数えて3回目の企画となります。

vol.3「Leaves」。
別役慎司の完全オリジナル新作です。

この作品は、オリヴィエ賞・トニー賞を総ナメにした 「The Curious Incident of Dog in the Night-time」 で用いられていたDevising Theatreという斬新な演出法に 取り組んでいます。
Devising Theatreとは、簡単にいえば身体を使った表現法の 一つのスタイルです。

上演時間は40分間と短いですが、 作品は濃厚で刺激的です。

はっきりいって、1回観ただけでは全てを把握することはできません。

チケット代は 前売1600円 当日1800円
これだけです。

私たちは、全5ステージ、マックス130名の方のために、 心血注いで稽古をしています。
現在、申し込みがピークにさしかかっています。
この機会に観に来てください。

7/2(木)PM8:00
7/3(金)PM8:00
7/4(土)PM1:00&7:00
7/5(日)PM1:00

http://skysoart.info


荒木飛呂彦の漫画術

荒木飛呂彦の漫画術

荒木飛呂彦の漫画術 (集英社新書)という本が出て、買って一気に読んでしまいました。

すごく劇作家としても演出家としても参考になりましたよ。
技術どうこうではなく、完璧主義の姿勢謙虚さが特に。

ここが成功者や達人の違いである部分だなと思います。

どうしても、早く成功したいとか、早く認められたいという気持ちがあるものですが、
それによって、ちょっとすごいものを創ったら、認めてほしいという欲求が先走ってしまい、
作品に命を注ぐということや、どこまでもこだわっていいものを創るという部分がおざなりになってしまいます。

そういう人は成功しないものだと思います。

読んでいると、「面倒くさいな」と思うくらい、こだわっているんですよ。
たった1コマに注ぎ込む、意図や戦略。
徹底的に取材して、「これでいいや」「どうせわからないだろ」みたいなものがない。

「面倒くさいな」と思ってたら、この域まで行きようがないんだと思います。

 

時間や金に追われていたらダメだろうな、というのも思いました。

時間がない、金がないってなると、一つの作品に打ち込むエネルギーが乏しくなると思います。
成果を急いでしまいがちになると思うんです。

だけど、それだけいつまでたっても成果は出ないことでしょう。

「作品が完成したら、すぐに忘れるようにしている」
という言葉もありましたけど、これだけ徹底的に創りあげて、悦に入ることもせず、
次の創作に入るって、達人だなと思いました。

悦に入っていたら、そこで満足して、いいアイディアが生まれてこないのでは、
いいものが描けなくなるのでは、という思いがあるそうです。

 

こんなにベテランで、「天才」ともいわれているのに、
編集者に対しての謙虚な姿勢もすごく見て取れます。

巨匠ですから、編集者の人に「君がなんといおうと、ぼくの考えが正しい」みたいなのが
あっても普通だと思うんですけど、「読んで意見を言ってもらうだけでもありがたい」という姿勢が、
下積み時代から培われているんですね。

こういうところも、ぼく自身が今2冊目の本に取り組んでいるところなので、勉強になりました。
「編集者の人とうまくタッグを組んでやっていこう。まだ1冊しか本を出していないペーペーに声をかけてくれて、チャンスをくれただけでもありがたい」と思うべきですね。
思っていますけど、細かい直しの指示が出たときには、思い出したいと思います。
「面倒くさいな」なんて思ったりせずに。

 

荒木飛呂彦の漫画は昔から好きでしたけど、
惹かれる理由は、漫画術のこういったところにあったんだな、と思える説明も多かったです。

創り手の方は特に読んでみてください。


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