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7日間で学ぶ! 演技の基礎メールセミナー

俳優になるための大事な心構えとマル秘テクニック

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自己中心的な人は成功するだろうか

うちのアクティングスクール生しかり、自分のことしか考えていない人、
自分のことで手一杯になっている人は多い。
逆に、進んで周りに働きかける人はほとんど見ない。

俳優というのは根っから自己中心的な生き物かもしれません。

そんな人たちが成功する姿はなかなか浮かびません。
やはり、成功する人というのは、周りが見えていて、オープンで、
自分のことよりも周りのことを考え、自分の成功よりも組織の成功を考えて動く人です。

どういうわけか、これが出来ない人が多く、
社会でいわれる若者像のように、最近はコミュニケーションすら消極的な人が増えました。

だから、今「スカソア」での短編スタジオ公演の稽古をしていますが、
「自分のことはいいよ。そんなのやってきて当たり前だから」
というんです。

個々人のことはどうでもいいから、
もっと全体のことを考えてほしい。

そうしないと、全体が良くならない。

向けているエネルギーが、いつも違うところにいっています。
自分が所属している団体のためにかける時間はほとんどなく、
自分が一時的にバイトしている、別にその企業理念や社長に惚れ込んでいるわけでもない、
しかも自分がいなくなってもなんら影響もない、よその団体のために、大変な時間を注ぎ込んでいる。

荒唐無稽な矛盾です。
そうした考えや振る舞いが、自分自身を成功から遠ざけてしまいます。
とにかく、周りや全体のために、考えて動く習慣をつけてほしいものです。


台本への取り組み方でレベルがわかる

レベルの高い舞台を創る欧米や北欧、ロシアなどでは、
当然のことなのだが、戯曲をしっかり読解し、分析し、研究します。

日本のごく一部はこうしたことをしますが、ほとんどが、読解作業を蔑ろにし、
1~2度の本読みで、台詞を覚えてきて、立ち稽古に入ろうとします。

こうした習慣は、ロシアでモスクワ芸術座が、スタニスラフスキーとダンチェンコによって
理想的な規律を導入するまで、あらゆる劇場であったことでした。
モスクワ芸術座が世界に名をとどろかせたこともあり、
従来の悪習慣は、欧米やロシアを中心に、消えていったものです。

が、それから約120年経ちますが、日本ではまだこの悪習慣が主流です。


 恐ろしく遅れていることがわかりますか?

そのくせ、劇団の数・公演の数は最も世界で多い!

最先端の世の中で、こんなに大規模で、こんなに遅れた舞台の作り方を
せっせとしている日本演劇は恥ずかしいほどに異常です。
外国人が劇場に来ないのをいいことに、世界で最もレベルが低い演劇を、
世界で最も金をかけて、大規模に行っているのです。
極端な言い方ではありますが。

若い人たちも、俳優中心に、陰では演出家や劇団の文句を言いながら、盲従してしまっています。
俳優の地位が低いことが一つの問題として挙げられるでしょう。
それ以上に、プロデューサーや演出家など、制作側の人間が、もっとレベルが高くならないといけません。

観客が、ダメな芝居に対して、ダメという姿勢を示すのも、成長させる上では大事でしょう。
同じくロシアの革命的演劇人メイエルホリドは、新しい劇場を創設した際、
「舞台が良ければ、好きに拍手をしてよい。良くなければ、口笛を吹いたり文句を言っていい」
という案内を出したくらいです。

ぼくは、新しい演劇を模索していた、1900年前後のロシアにはとても興味をそそられます。
ぼく自身が、20年も新しい演劇を模索……どころか既に分かっているので……実現に向けて努力してきて、
なんにも変えられないことに途方に暮れているわけですから。

 

とにかく、台本の取り組み方で、レベルがわかるといっていいでしょう。
台本を蔑ろにし、すぐ立ち稽古に入ってしまう劇団で、高いレベルのものはありません。
ですから、日本は全般レベルが低いわけです。

台本を尊重し、しっかり読解し、土台を積み上げていくように創っていく劇団は高いレベルを誇ります。

 


古本市でお宝演劇本発掘

池袋西武の催事場で開催されている古本市に行ってきました。
演劇書・映画書がかなり多く、お宝が眠っていました。

河竹繁俊著 日本演劇全史

まずは河竹繁俊著「日本演劇全史」!
これはものすごいボリューム本です。その分厚さは7センチ。広辞苑と変わりません。
ページ数は1300pを超えます。
日大芸術学部の図書館にはありました。その頃から、憧れはありました。
古本で出会えるとは思いませんでしたね。資料として、置いておきたい一品です。

 

スタニスラーフスキイシステムによる俳優教育

次は、「スタニスラーフスキイシステムによる俳優教育」。
グリゴーリイ・クリースチ著となっています。
こんな本があるとは知りませんでした。1971年の本で、「俳優修業」のあと、「俳優修業」に関する本をロシア人が書いたのではないでしょうか。
これも貴重な資料ですね。

 

テネシー・ウィリアムズ一幕劇集

それから「テネシー・ウィリアムズ一幕劇集」。
これはレアでもないんですが、安かったので、アドヴァンスクラスのテキスト等で使えるように購入。
「Baby Doll」の一幕劇版が入っていますね。他にもたくさん。

 

モスクワ芸術座の回想 ネミロヴィッチ・ダンチェンコ

次は、かなりレア本。「モスクワ芸術座の回想」。ネミロヴィチ・ダンチェンコの本です。
翻訳されて出版されていたんですね。知りませんでした。
モスクワ芸術座の当時の様子やスタニスラフスキーについてかなり知ることが出来る資料です。
すごい古い本で、昭和十四年発刊です。定価2円!
モスクワ芸術座の「ク」の字がなぜかちっちゃいし、ニェミロヴィッチとなっています。

 

聖林の王 早川雪洲 野上英之著

そして、野上英之著「聖林の王 早川雪洲」です。
聖林とはハリウッドのことです。
早川雪洲映画化企画に関わるものとして、いい資料が見つかりました。
早川雪洲の自伝本も売ってあったんですが、これは新版で既に買っていました。

 

演技について ローレンス・オリヴィエ

最後に、世界屈指の名優ローレンス・オリヴィエの「演技について」。
レアではないですが、安かったので買いました。
スクール生に早速貸しました。

 

ということで、六点。レアものもありながら、5000円以内に収まりました。
本棚を拡張させたいですね。今限界なもので……。


ダンチェンコとチェーホフ

コンスタンチン・スタニスラフスキーとともに、モスクワ芸術座の創設者であるネミロヴィッチ・ダンチェンコ
彼は、結構すごい演劇人でした。

歴史的には、スタニスラフスキーとチェーホフの影に隠れた脇役的存在ですが、
元々ダンチェンコのほうがロシアでは有名だったのです。

モスクワ芸術座自体も、ダンチェンコの「新しい劇場を創りたい」という長年の熱い思いがあったからこそ、スタニスラフスキーと意気投合したのです。

 

ダンチェンコは、劇作家であり、非常に質の高い戯曲を書いていました。
チェーホフが「かもめ」で最初失敗した年、年間ベストワンに選ばれたのが、ダンチェンコの「人生の価値」という作品です。

相当評価の高かったダンチェンコの作品は、今ではほとんど読まれることも上演されることもありません。
逆に、「大変な愚作」とまで称された「かもめ」が世界中で上演されています。
変化というのは面白いものです。

しかし、ダンチェンコはチェーホフの素晴らしさを知っていて、「人生の価値」が受賞したとき、
本当のベストワンは「かもめ」だ、と訴えたくらいなのです。

ですから、すごく先見の明はあります。
当時の時代に合致する、観客が喜ぶ作品を書いて、絶大な地位を築きながら、来るべき新しい作品を書けるチェーホフを賞賛していたのです。

 

ちなみに、チェーホフは、「かもめ」の大失敗を目の当たりしたとき、もう絶対に戯曲は書かないと誓いました。
「700歳まで生きても書かない」と。

彼は、初日を観ています。
観客の当惑、鳴らない拍手、ピストル自殺の悲劇的な場面で爆笑される始末。
散々で、初日後のパーティーも出席せず、そのまま姿をくらまし、これまでチェーホフに戯曲を書くように勧めてきたダンチェンコらを呪ったほどでした。

二人は、かなり前から親交があったのです。
ダンチェンコは、スタニスラフスキーのことを知っていましたが、大した付き合いはなかったのです。
「新しい劇場」構想を、既存の大劇場に呼びかけた際、どうせ拒絶されると思って、スタニスラフスキーのことを思い出し、会わないかと誘ったのです。
それが、歴史的な会合に繋がったわけです。
つまり、モスクワ芸術座誕生のきっかけになったのです。

 


ピーター・ブルックの「The Tightrope」

ピーター・ブルックのドキュメンタリー映画

ピーター・ブルック(Peter Brook)「ザ・タイトロープ(The Tightrope)」の先行上映会に行ってきました。
日本では9月から、「ピーター・ブルックの世界一受けたいお稽古」という題で上映されるそうです。

監督は息子のサイモン・ブルック(Simon Brook)。
今日はアフタートークとして、サイモン・ブルックのトークショーがありました。

内容ですけど、「Tightrope 綱渡り」というエクササイズを通して、
俳優の全身を使った想像力によって、いかにリアルにしていくかという
根本的で重要な内容について指導しています。

全身の想像力とは、綱渡りをしているときの足の感覚を、
足に目があるようにイメージするなどです。

俳優が演技するとき、全てに生演奏の音楽があるのがユニークでした。
俳優の創造性を刺激するための環境を、繊細に用意しているのです。

面白いのは、

静寂(calm)から始まる。だから、静寂から準備し、行動し、また次の行動の選択へと繋がっていく。


と説明しているわけですが、この辺はマイケル・チェーホフにも通じます。

また、ちょうど日曜クラスの「チェーホフ&ジンダーメソッド」で先週テーマにした
美の感 Feeling of Beauty」に通じることも話していました。
先週、この究極的なポジティブフィーリングを、演技のときに(悲劇的な場面もたくさんあるのに)
どう生かせばいいのかという話をしました。

ブルックは、俳優が持てる創造の喜びについていっていました。

日常生活で常に喜びに満たされるのは聖人くらいだが、俳優は短時間もしれないが、
役を生きる中で喜びを感じられる。

偉大な演劇人は、スタニスラフスキーにせよマイケル・チェーホフにせよ、
結構スピリチュアルなんですけど、ピーター・ブルックもまるで禅マスターのようです。

 

ヨシ・オイダさんが、「音楽や相手があれば、そこからインスピレーションを得られるが、
一人では、天から降ってくるのを待つしかない。どうすればいいのだろう」ということをいっていました。
その答えの部分は、言葉として映像にはなかったのですが、即興性のなかにあることは示されていました。

自由と創造という人間の根本的な要素をもつ即興のなかに、ぼくはあると思います。
ピーター・ブルックは、静寂(calm)から生まれるといっていましたが、
ぼく的には、静寂じゃないときも、絶えずインスピレーションが降ってくるのをインプロヴァイゼイションの中で体験しています。

 

ピーター・ブルックのカンパニーは、国際的なメンバーで構成されていて、
「ハムレット」などを上演するときも、白人・黒人・東洋人が混じっているわけですけど、
それは言語を超えた、人間というレベルでの表現を追求しているからでしょうね。

想像力を刺激して、目に見えないものを見させる創り方は、相変わらず昔から取り組んでいるようですね。
ぼくも、創造する上で、やっぱりこれは譲れない点ですが、日本の演劇人ももっとこの意識をもってもらいたいです。

 

公式ホームページはこちらから
http://peterbrook.jp/

 


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