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すかそあ「ガラスの少女像」がまもなく開演

テネシー・ウィリアムズ ガラスの少女像

舞台っていうのは、まったくお金にならないんですけど、
かけがえのない体験というpricelessな価値を受け取ることが出来ます。
また、仕事を通して拍手をもらえる職業です。

そして、観てもらう前に価値を理解してもらうのがとっても難しいジャンルでもあります。...
映画と違って、毎公演、そのとき来たお客さんによって舞台が変わる、生きたものです。

今回は、ぼくが10年根城にしてきたスタジオで公演を行います。
舞台と客席の距離が近く、生のエネルギーを存分に味わえる空間です。
テネシー・ウィリアムズというアメリカ三本の指に入る劇作家の知られざる名作をぼく自身が戯曲化したもの。ストーリーも堪能できます。

あっという間に、二日間で、この芝居は消え去ってしまいます。

その眼で観てください。

 最終通し稽古風景

ガラスの動物園

テネシー・ウィリアムズ

正直、うちの舞台はレベルが高いです。

今回、メンバーには演技だけでなく、様々なことに圧力かけましたけど、
その成果が結果として出ています。

通し稽古の段階で、こんなに問題が見つからないのは初めてです。
しかも、数回の通し稽古、全部安定している。

40分という短い時間だから集中できる、というわけでもありません。
短い時間のものでも、通しというのはムラが出てくるものです。

今回は、かなり「完璧」さが随所に出ていると思います。
台本通りに、演出通りに演じれば完璧に仕上がる。

演劇の神が、ずっと導いているような舞台です。

 

 すかそあvol.1公演


他の追随を許さないパフォーマンスを

まだ、誰も考えていないやり方があると思います。

そして、まだ誰も出来ないやり方があると思います。

 

劇団活動についてです。

例えば、もっと俳優とお客さんが、親しくなれればいいなぁと思います。

とあるぼくの個人レッスンのお客さんが、「俳優は敷居の高い、遠い存在」といっていました。

そう感じてくれるのは大いに結構。でも、そんな人たちが、友達になったら、嬉しくないでしょうか?

演劇人からすれば、「どこにでもいる普通の人」とくらいにしか思わないかもしれませんが、
一般の方々からすると、ユニークな興味深い職業です。

ビジュアルの良い、タレント的な人でなくても、
気軽に舞台の後、Facebookで友達申請できるような、近づき感があってもよいのではと思います。

 

それから、他に出来ないことといえば、うちの魅力は世界のメソッドで培われたクオリティー。

演劇に携わっている方々からは、「どうすればそんな演技が出来るの?」「その秘密は?」
と、興味を持ってもらえるくらいでありたいですね。

そこからコミュニケーションを生み出していく。

 

これからぼく自身も海外の著名人たちとの付き合いが増えていくと思うので、
そうした世界レベルの人たちとも交流できるように繋いでいけたらいいですね。

 


貪欲に、妥協せずに。

別役慎司と手がける作品

16歳から演劇に携わって、23年。

最大限素晴らしいもの。
コンスタントにいいものを創り続けてきました。

しかし、人の制限、空間の制限、予算の制限はいつもありました。

それでも頑張って創り続けてきました。

 

そして、今思うのは、
自分の満足のいくレベルで創れないならやらなくてもいい、ということです。

ただ、創りたいだけで創るのは若いときまででいい、
色んな制限があっても、ひたむきに創るのは若いときまででいい、
と思うのです。

 

もう今は貪欲に、妥協せずに、高いレベルで、大きなスケールでないとやらない。
それでいいんじゃないかと。

これまでは、スクール生たちを、育てながら、舞台のチャンスを与えて……
という風にやってきたけれど、辞めていく人は辞めていくし、
彼らは、自分が出演したいからやっているわけで、
本気でSTONEψWINGSを、
SKY SOART ψ WINGSを大きくしたい、
別役慎司を担ぎ上げて、高い所まで行きたいという意思はないわけです。
ほとんどの人が。

俳優は自己中心的です。
人間はおおむねみんな、といっても過言ではありません。

 

自分は自分で遥かに高いレベルを目指せばいい。

まだ全然、才能もスキルも100%実現できていないので、
小さくしか発揮できないのであれば、見送っていい。
「ただ、やりたい」の人たちに付き合う必要はない。

そんな風に思うんですね。

 


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