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木曜日, 5月 9, 2024

3/3 スタニスラフスキークラス

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はじめに、昨日帰国した別役校長のLAPAC土産話を皆で聞きました。
MAJIDE!?な、かけがえのない経験・・・四谷から世界に通用する俳優の芽が育つのを期待します。

さて、「Communication」を学んでいますが、今日は「Radiation(放出・放射)」について、「一瞬で伝える意思疎通」をレッスンしました。


Task1 座った状態で、目を見たときの一瞬で伝えてみる。

1. 二人もしくは三人で向かい合って椅子に座る。
2. 一人ずつ、24種類の感情グループから一つを選ぶ。
3. その感情をもって、相手に一瞬表情を見せる。
4. 相手は、その表情・・・特に目を見て、どの感情なのかを当てる。
※顔で演技するわけではないことに注意。

Task2 ドアから入ってくるときの一瞬で伝えてみる。

ドアの代わりにホワイトボードを壁にたとえ、壁の向こうから、どんな感情をもって現れたか?を交代で当てる、といった内容。
※Task1と同じですが、目の表情ではなく全身で伝える。

目でも全身でも、エネルギーが出ていれば一瞬で伝わる・・・身体を使った演技とは、本質的に身体を動かすわけではないことに気づいたレッスンでした。

H.N

2/25 スタニスラフスキー クラス

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こんにちは。

谷部です。

本日はコミュニーケーションについてやりました。

コミュニーケーションとは何か?

•情報交換

•相手に伝える

どうやって伝える?

•言葉、仕草、表情

1、最初は紙に書かれたことを相手に言葉を使わずに体全体で伝えるということをやりました。

•愛してると伝えたい

•死にたい

•退屈だということを伝えたい などなど

2、次に紙に書いてあることを表情だけで伝えるということをやりました。

嬉しい、悲しいなど感情がはっきりしているものは比較的相手に伝わりやすかったですが「死にたい」などの複数の感情がある場合は相手に伝えることが難しかったです。

また表情だけで伝えるのはジェスチャーが使えない分大変でした。自分がどのような表情をしているのかも撮影しました。撮影をすると自分がどのような表情をしているのか客観的に見れてとても勉強になりました。

3、最後はエチュードをやりました。囚人が監獄に捕まっています。それぞれ個別の牢屋に入っており相手の顔が見えません。会話だけで相手がどのような人物なのかを分析するというものでした。

今回のレッスンでコミュニーケーションとは相手との会話だけではなく表情や声のトーン、仕草など様々な要素が大切であることを感じました。

 

2/18 スタニスラフスキークラス

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こんばんは。浦山です。

今回はmind and body 最終回でした。
前半はお題に沿ってシーンアクティングです。
1人ずつじっくりやっていきます。

①徹夜で資料を準備する
②翌朝上司の所に持っていくと理不尽に
要らないと言われる。
③その後同僚に励まされる

4人なので1人は主人公、1人は上司、
後の2人は同僚役に分かれます。

徹夜や終わらない焦りによる精神状態、
仕事を終えた満足感から理不尽な目に
合った時の気持ちの変化、気の置けない
同僚と話して慰めてもらう安堵感や
上司への怒りが表面に出てくる変化を
感じながらのアクティングでした。

展開は知っているものの、上司に
何を言われるかやどうやって励まされるかは
分からないので、起こった事に表情や
語調、身体の使い方が変わっていくのを
リアルに感じる事ができました。

自然に起こった変化を記憶して使えるように
頑張りたいと思います!

後半は照明や音楽の変化によって起こる
精神状態や身体の変化を体験しました。
同じ場所、同じメンバーでもいつもと違う
環境を与えられるだけで自分の中で感情や
感覚の違いを覚えます。
こちらも記憶しておいて引き出して使える
ようになりたいと思います…(´・_・`)

2/11アドヴァンスクラス

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今年度のクラスも残り少なくなりましたね、頑張っていきたいと思います。

新しいテキストに入りました、アントン・チェーホフ作「結婚申し込み」シーン6です!

ローモフはナターリャに結婚を申し込むため家を訪れましたが、どうしても領地や猟犬のことで言い争いに発展してしまう話です。ナターリャの方もローモフを悪く思っていないようですが・・・

今まで扱ったテキストより、かなり舞台っぽい作品でセリフの応酬がすごい部分です。激しくもあり楽しくもあるファルス(笑劇、くだらないバカ話?)だそうです。

あまり難しく考える必要はなく裏表のないセリフのやり取りではありますが、ただずっと同じ調子で怒鳴り続ける…なんてことの無いように、緩急と強弱をつけてみる事になりました。

最初は各自、自分のセリフに印をつける作業です。ゆっくりな部分は波線(~)、早い部分は二重線(=)、強い部分はf、弱い部分はpといった具合に自分なりの解釈で付けていきます。

今度は実際に相手と合わせてみて、「なんかこの部分は違うな」と感じたら調整して直していきます。

最後は、まだ台本は手放せませんが半立ち稽古のようにペアでやってみました。

自分の台本を印通りに読む練習ではありますが、やはり相手と合わせることは重要で、相手の様子や動きにも注意しながら演技しないと自分の付けた印がしっくり来るかどうかも判断できません。

ジャンルが笑劇なので、ちょっとやり過ぎくらいがちょうど良いところもあるようです。確かに大きく演技すると、いろいろな心情や可能性が見えてきそうでした。

自分で思っている以上に強弱や緩急を区別して使い分けないとずっと同じ調子に聞こえがちです。あと印にはありませんでしたが、音の高低でも変化はつけられます。

またこの時の二人はある程度両思いなので、そういう様子を見せつつも結局喧嘩をしてしまう、というのが面白いんだなと感じました。

次回は「間の取り方」を意識して稽古するそうです、早く台本覚えないと。。

 

アメリカ、アメリカ

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別役は1/31からロサンゼルスに来ています。帰りは3/2です。
提携しているアクティングスクールLAPAC(Los Angeles Performing Arts Conservatory)での、日本人のための特別プログラム「Hollywood Acting Intensive 2020」を主催し、帯同しています。

STONEψWINGSアクティングスクールからは誰も行っていないのですが、
もう一つのアクティングスクールWIASからは3人行っています。

lapac

学校のあるサンタモニカはこんな感じの観光地

日本は寒いですけど、こっちは西海岸で温暖です。

ハリウッドやグリフィス天文台、

リトルトーキョー、マリア大聖堂、チャイナタウンなど、
一通り目立った観光を週末に終えました。

授業はもちろん英語。
ベテランの先生から、オーディションテクニックや、英語と表現、登場人物の造形、マイズナーテクニックなどを学んでいます。

ちなみにぼくの授業も週3コマあります。
最終発表会に向けて、スタニスラフスキーやチェーホフを応用しながら進めています。

Sky Barというハリウッドの中心地のゴージャスな場所でプレオスカーパーティー。

ハリウッド俳優・コメディアンの神田ロムさんが教えるサムライクラスやインプロクラスにも参加しました。

神田ロムさんはホームパーティーにも来てくれました。
この方は、Netflixの「マニアック」にも出ています。日本人で始めてアメリカの番組で司会をやった人です。

うちのリビングで、デモリールのための撮影もしました。今度われわれも撮影をやります。

という感じで、素晴らしい体験だらけの約二週間。
そろそろ折り返しというところにきましたが、もう充実しすぎて、払ったお金分は既に回収していると思います。

後半戦は、遂にアメリカでの舞台デビューや、映画撮影が待っています!

 

1/28アドバンスクラス

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ご無沙汰しています。
アキコです。

このところずっと休んでいたのですが
久しぶりに出席したアドバンスクラス
この日はグループでのエチュード2本立てでした。

最初は、1人を誕生日サプライズするというもの。
サプライズで喜びにいく前、どこまで気まずい空気感と出来るかが鍵ということで
設定を決めての1回目
サプライズにいく前がダラダラと長くなってしまいました。そして映像なので、カメラが来た時にイニシアチブを取らなくてはいけないのですが、タイミングも見えていない部分が大きかったです。
反省点をみんなでシェアし、流れやキッカケなどを簡単に決めての2回目
少しリズムは出てきたものの、なんだかお互いに手探りしている感が大きい。
サプライズ慣れもあるので、少し役割を変え、席替えもしての3回目
サプライズ前の悪い空気が作りきれずにサプライズへ。
自然な流れを意識しつつも、展開を作り出していく事に苦戦。

2つ目のエチュードはバスジャック犯
深夜の高速バスをジャックし、それを捕らえる人が出てきて一件落着という流れ。
こちらでは、より映像での撮られ方を意識して…となりました。
必要とされる絵とそれに相応しい表情やセリフ(セリフの長さなども)を表現していく。
ついつい、映像として繋がらない姿勢をとりたくなり、冷や汗でした。
また、必要な絵はあるとしても、そこに表情などを持っていく。瞬発力の必要性も感じました。

演じるって本当にマルチタスク。
だからこそたのしいですね。

12/3 スタニスラフスキー

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Circles of Attention
集中の輪(大、中、小)を意識するトレーニング。5人で。
稽古場の四方の壁に椅子を置き、生徒4人がそれぞれ座ります。

生徒A 東
生徒B 西
生徒C 南
生徒D 北

照明は薄暗く。4人に囲まれた空間を、どこかの屋内や場所に例えます。
1人がその空間に入り、何かの動物を捕まえに来るイメージ。中に入ると、A〜Dがランダムに物音を立てます。

in my case 沼地にウナギを捕まえに来た。

大 沼地に入り、沼地全体に注意を向ける。
中 四方のどこからか物音がする。物音がした周辺に近づく。
小 物音がした周辺でウナギを探して見つけ、捕まえようとする。

捕まえたら終わり。(次の人と交代)
逃げられた。→大に戻る。
他方から新たな物音がした→中に戻る。

インプロ ソロ「脱出」 集中の輪を使って。
気づくと、どこかの部屋に閉じ込められていた。

大 部屋全体を見渡す。(脱出の手段を探す)
中 扉を見つける。(扉に注意を向ける)
小 鍵を開けようとする。(鍵穴に注意を向ける)
大 鍵が開いて外に出る。(開放感を味わう)

以上

1月21日 アドヴァンスクラス

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  1. 皆さまお疲れ様です!

スクール生の矢野です。

昨日のアドヴァンスクラスでは、

先週に引き続き、簡単な設定を与えてもらって、

その上でシナリオを大まかに自分たちで描いて映像を意識しながら演じるというのをやりました。

まず最初に、「食事をしながら、ビジネスについて話をしている」という設定でやりました。

学生で起業しようと思っているAとB、そして投資家のCという三役に分かれて演じました。

AとBには、起業の方針に食い違いがあることにして、CはAとBにチヤホヤされて良い気になっている〜といったようにキャラクターのコントラストも加えました。

実際映像で演じるとなると、やはり明確に感情を出せてない所はなんとも言えない表情をしていて、役が何を考えてその場に存在しているのか全く分からない感じになってしまいました。

その後、「犬を散歩しているもの同士、公園で話をしているが、犬同士が威嚇し合っている」という設定で、3人でシナリオをそれぞれ考えて自分たちで3パターンやりました。

この設定の肝は犬のイメージをどれだけ明確に想像できるかと、犬が喧嘩しているという状況を使って、どのようにして飼い主同士の関係性を表現するかということです。

対立関係を明確に表現するのが難しかったのと、やはり犬のイメージを保ち続けることに苦戦しました。

最後はアンサンブルで、「海外旅行先、ホテルのモーニングバイキング。今日の予定を話しながら朝食。」という設定。

これは海外の雰囲気、海外旅行に来たワクワク感や三人の関係性などを映像越しに表現出来るかが重要だと思いました。

スタニスラフスキーでも何度も言われていますが、

やはり自然にその場を生きる・楽しむことが演技においては重要であり、

この海外旅行のエチュードでも、自然に海外の朝のバイキングを楽しむことで、それが自然と表情に現れることを知りました。

自分たちで展開を考えるのはなかなか難しいことも多いですが、

それだけに状況を皆でイメージしたり、

深くまで理解しようとしたりできるので、

自然な演技を身につける上でとても大事なことだと思います。

それではまた!!

 

1/14アドバンス

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この日はインプロを2つしました。

 

四人組でシチュエーション設定のクジ(Complex Scenario)と、キャラクター設定のクジ(Character )をそれぞれ引いて、大まかなインプロの流れを皆で話し合って決めます。
ちなみに今回はこんな感じ。

「ステージ公演後のパフォーマーとマネージャーのやりとり」
矢野…楽観主義
石田…一匹狼
野澤…ナルシスト
轟…とらえどころのない性格

ここから、役割を分担してそれぞれのキャラクターに合った起承転結のあるインプロを演じるために、皆で1つの構成を組み立て実際にやってみました。それがこちら。

1お笑いコンビの石田と矢野はライブ終了後に楽屋で休んでいる。石田が脚本を書いてて、石田がツッコミで矢野がボケるスタイル。今日は他の芸人達と一緒にライブ出演したが、あまりウケは良くなかった。

2マネージャーの野澤は二人を叱る。石田は脚本を守らずスタンドプレーで目立とうとする矢野を責め、矢野は石田の書いた脚本を責める。

3番組プロデューサーの轟が楽屋を訪問。意外にも轟は矢野のはっちゃけたパフォーマンスを、テレビ受けが良いと誉める。仕事の話がしたいためマネージャーを外に連れ出す。

4矢野の自分勝手なやり方に我慢ならない気持ちを吐き出す石田。あまり深刻に考えてなさそうな矢野。石田は矢野の事情を知っている分憎みきることも出来ない。

5轟プロデューサーと野澤マネージャーが戻ってくる。轟は、矢野を新番組の司会としてレギュラー出演させる依頼と、石田にピン芸人として頑張ってもらう方針を提案する。

ここまでは何とか考えられてなんとか実行できたのですが、インプロする前もした後も時間が足りず、この後の収拾を簡潔に決める事が出来ず、実際やってみてもつじつまが合わない感じで終わってしまいました。

準備段階で時間をかけた割りに、意見がまとまらないのが良くなかったと思います。もう少し効率よく決められる工夫が必要でした。

後半は、二人組で映像を意識した短いインプロをしました。いくつかある設定を選んで、内容はそれぞれ打ち合わせして考えます。

轟・野澤はテレビリポーターと、インタビューを受ける店主。
石田・矢野は家具屋に訪れる客とその家具屋の店主。

ただ、ここでも準備に時間がかかってしまいましたので反省点でした。

2020年度募集要項発表

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2020年度新入生募集

STONEψWINGSアクティングスクールは、遂に20年。
今年も新年度募集はこの時期です。

4月から開講です。アメリカでも活躍する別役慎司のもと、四ッ谷の大きなスタジオで学ぶことが出来ます。消費税アップ後も月謝を据え置いています。

受講申し込みフォーム(PDF)

ダウンロード後、用紙を記入の上、写真を1枚添付して郵送してください。
<送付先>
〒160-0011 東京都新宿区若葉1-22-16 ASTY B1F STONEψWINGSアクティングスクール

2020年度版-受講申込用紙

2020年度のタイムテーブルは以下の通りとなります。
2020年度時間割
夜間の時間帯希望の方は、もう一つのアクティングスクール「WIAS」へ。プロ志望であればOKです。

【NOTICE】
・セレクションクラスは一般参加可能です(月謝は11000円)。
・セレクションクラスの今年度開講クラスは、4~7月「パフォーマンスクラス」 8~3月「I Do & I Wantマスターコース」の予定となっています。
・「シアターゲーム&インプロヴァイゼイション」の担当講師は水地優子。それ以外は別役慎司が担当します。
・各クラスの定員は10名です。

開講クラス 学費

【第一次募集】 <受付中>

 書類〆切……2月29日(土)当日消印有効
矢印
 書類審査合否通知……郵送で3/6までに通知 ※芸名を使うと郵便が届かないことがあるので本名をお書き下さい。
矢印
 面接・実技審査……3月14日(土)PM7:30~(1時間半程度)
 ※都合の悪い方は、個別で審査をします。
 矢印
 合否通知……郵送にて通知
矢印
2020年4月より受講開始
※4月の最初のレッスンは4/7からになります。

【第二次募集】

 書類〆切……3月23日(月)当日消印有効
矢印
 書類審査合否通知……郵送で3/28までに通知 ※芸名を使うと郵便が届かないことがあるので本名をお書き下さい。
矢印
 面接・実技審査……4月1日(水)PM7:30~(1時間半程度)
 ※都合の悪い方は、個別で審査をします。
矢印
 合否通知……郵送にて通知
矢印
2020年4月より受講開始
※4月の最初のレッスンは4/7からになります。

※面接・実技審査は、書類審査合格者のみ受けられます。特に着替えは必要ありませんが、動きやすい服装をお薦めします。

【2020年度の4月スケジュール】
4月5日(日)開始会(新年度受講説明会および懇親会) PM7:00~
4月7日(火)よりクラスがスタート