あなたは占いを信じますか?

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ちなみに私は良いところだけ信じます、志田です。本日は勤労感謝の日で、電車でもお店でも小さなお子様連れをよく見かけ、ほっこりした1日でした。

さて、今回のシアターゲーム&インプロヴァイゼイションクラスではムーブメント後に、2.3人組での身体のレッスンがありました。レッスンの名前は忘れましたが、とりあえず操り人形です。1人はマリオネットで、1人は糸で操る人です。マリオネットの手や足、腰など部位1カ所から糸で吊り、マリオネットは糸で吊られたように操っている人の動きに合わせ、そして最後に糸を切られたら元の姿勢に戻す、という流れです。この時にマリオネットが注意するのは、糸で吊られている身体の部位以外に緊張してはいけないことです。例えば、手の人差し指が糸で吊られているはずなのに肘が固まったまま動いたり、右足の膝を糸で引っ張られているのに左足が曲がってたり、色々です。これが2カ所から糸を吊られたら大パニックです。日頃から自分の身体のどこが緊張しているか意識し、自由に身体を動かせる俳優になりたいですね。(内輪ネタですが、ルドルフ・ラバンを検索。)

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最後に題名にもありますが、今回のインプロでは「占い」という2人組のコントラストを行いました。欠席の方のために詳細どーん。

A:どんなことをいわれるか興味がある。現在の悩みや、将来への展望など特に聞きたいこともある。
B:ひどく悪い暗示がある。(短命、事業の失敗など)いうべきかいわざるべきか、またいうのならどういうべきか悩む。

本日は2回目のA役の時に、久々に役を生きるという感覚を味わいました。お相手はみっちーねさんでしたが、本当に心から不安だったり、希望が見えたりなど、真剣に相談をし、話を聞き、現実の世界のような錯覚に陥りました(カウンセリングみたいですね笑)。役の現在の悩みや将来への展望を自分の中でリアルに思い描くことで、その役の世界に入りやすくなるのだな、と改めて考えさせられました。

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また、他のペアを見て思ったことが、相手の話に合わせるだけでなく、自分が演じやすい状況を作り出すことも大切なのかな、と思いました。受け身が多い私が別役さんによく言われることが、「自分からエネルギーを放出すること」「相手の話に乗っかること」です。相手の話に合わせることも大切かもしれませんが、話に乗っかるとはまた違う気がします。乗っかるは相手のエネルギーを受けて、そのエネルギーを変化させ相手に返すことのように思えますが、合わせるでは相手のエネルギーを受けてるだけのように感じます。合わせるだと一方的になり、相手も面白くありません。じゃあどうするの?ということで、自分がエネルギーを放出しやすい状況を、予め話し合いの段階で作るのが良いのかなと思いました。エネルギーの放出にも十人十色で、得意苦手があります。役をリアルに思い描け、自分から話題提供でき、そして相手の話にも乗っかれるくらいエネルギーを放出できる状況を、自分が作り出すことが大切なのかな、と思いました。長々と失礼しました。

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1コメント

  1. 占い師は
    相手を信じ込ませるような弁の立つ感じと、信頼感を出すのが凄く難しかったですねー!
    確かに相談者は、というか演技全てにおいて、相手との交流、コミュニケーションを遮断せずに切れ目のないエネルギーの流れが存在するようにしないといけませんね!
    普段何気なくやってるのに演技だとそれが難しい・・・笑

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