冬のワークショップ2日目

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冬のワークショップ

今回の内容は、とても大事なテーマでしたので、たくさんの人に学んでほしかったですね。
2日目のタイトルは「息をのむ空気をつくる、密度の濃い演技空間への挑戦」。

冒頭は、
「演技においてなぜ集中力が必要なのか」
「どのように集中力が演技力と関わっているのか」
というテーマについて軽くディスカッションしたのち、

最初の1時間はナショナルシアター50周年記念DVDのなかから
ピックアップした6つの作品の抜粋を見てもらい、
どのような集中力の使われ方がされているのかを教えました。

秘蔵DVD ナショナルシアター

この秘蔵DVDの作品群には、名優がわんさか出てきます。
今回紹介した中でも、エイドリアン・レスター、デレク・ジャコビ、ポール・スコフィールド、イアン・マッケラン、サイモン・ラッセル・ビール
といった俳優たちの演技を紹介し、普通に見ていてはわからない、マル秘テクニックを解説しました。

そして、今回のメインテキストである、
「マクベス」のシーンを使って、集中の円の使い分けや、メインフォーカスとマイナスフォーカス、
Cause and Effect(反応)などを実戦的にやってもらいました。

スクール生の御前くんが急遽これなくなったため、
男女比を整えるため、秋江さんと交代交代に別役みずからマクベスをやりました。

ですので、すっかりマクベスをやっているときの写真を撮り忘れ、
様子が残っていません。

 

小道具を使いながら

最後はデザートのようなもの。
感情と小道具を結びつけた集中に取り組んでもらいました。

2日間合計8時間の冬のワークショップ。
かなり貴重な体験が出来たのではと思います。

別役