ノルウェー大使館でのパーティー

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11/15、スタジオではI WANT&IMAGEの虎の穴をやらせ、
自分はノルウェー大使館へ。

現在国際イプセン演劇祭をあうるすぽっとで開いており、ノルウェーの国立劇場が「人民の敵」を上演するために来日しました。
それを記念してのパーティーです。

いやぁ、しかし大使館は綺麗ですな。

日本人の方は大使館の職員を除くと10名ちょっとくらいでした。
大学の教授らしき人や、毛利三彌さん、演劇祭で能をやられる方や、若い実演家の方、新国立劇場の方などがいました。

ノルウェー国立劇場の人とも話したのですが、ちょっと誰と話したのかよくわかりません。
プログラムでもあればいいんですけど……。

彼らは国立劇場の養成機関で学び、卒業してプロへ。あとは経験経験でやっていくそうです。
スタニスラフスキーもやりますし、より現代的なメソッドもやります。
イギリスの影響やドイツの影響も受けており、少しばかりロシアの影響も受けているといっていました。

ノルウェーの演劇のレベルは高いです。
日本は全然負けます。
ルックス重視なんてありません。実力がなければ認められないのです。

演出家の人とも少し話しましたが、演出家のキャリアはまだ10年ほどという若い方です。
まだ30代だと思います。

人柄もみんな良く、服装のセンスもいいので、かっこいいですね。

出演者でしょうか、小学生くらいの男の子と、中学生くらいの男の子もいました。

また、大使館の方から、もし視察や実演など、今後の活動に関わることでノルウェーに行くならば、ある程度助成金も出しますといってくれました。
本当にノルウェー大使館は色々とやってくれるんですよ。
「人形の家」を上演したときも、助成金をもらいましたし。

確かに、今の若い人はイプセンをほとんど上演しませんし、年配の人が上演するイプセン劇は固い感じの芝居が多いと思います。

現代劇としてどんどんやっていけばいいと思いますが、優れた舞台にしなくてはいけません。

ちなみに食事はお腹がふくれあがるほど頂きました。スモークサーモンやラム肉、ローストビーフ、カニ、チーズ、きのこご飯、ケーキ、赤ワイン、白ワイン、オレンジジュースなど……。

別役

ノルウェー国立劇場の人たち

Reception Party大使館の中でのビュッフェ

3 コメント

  1. す・すごい!!
    ノルウェーって太っ腹ですね!
    それとも芸術関係にお金を出し渋るどこかのお国のほうが変わってるのでしょうか・・・。

  2. ごくり………。
    ノルウェー素晴らしい国ですね!
    本当見習って欲しいですよー
    大○府とか真逆ですし。
    いっーてみたいなーよそのくーにー♪

  3. 日本の外務大臣、外務省は何をやっているのか理解不能。
    もっとも、仙菅政権では、中国様=神様だから、どうしようも
    ないが。孔子賞なる意味不明のものまで作って、一体中国は
    何をしたいのか。公私混同もいいところだ。
    中国は、今だにノルウェーに対して、馬鹿な圧力をかけている
    が、世界中の非難の的は中国に向けられている。
    我々は断固、ノルウェーを支持する。
    日本の政治家はもっとイプセンを読んで、あるいは劇を観賞
    して、自由精神を学んで欲しいと考える。
    それにしても、『人民の敵』など、中国の人民は国内では見れ
    ないのだから、気の毒としかいいようがない。

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