5/19 インナーボディとアウターボディ

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まいす(ネズミ)って何語?と思ってたらmouseの複数形だった!どうも、英語力がこの程度の石井です。皆さん用語をカッコよく英語で書いてますが、オール片仮名でいきます。

さてさて、すっかり遅くなりましたが、5/19のマイケル・チェーホフクラスです。

はじめにしっかり身体をほぐして、先週同様「cats and mice」(猫とネズミ)をやりました。今回は猫を籤で決めます。ノーヒント!何だかんだで前回は誰が猫かわかっていたので大体のスタート位置とか身体的な特徴とかで余裕回避→ネズミ圧勝でしたが、今回はノーヒント!リスク倍増!信じた端から裏切られる!惨敗です。

 

チームにわかれて倒れてくる人を支えるワークをしました。

矢野くんの「リスクを取ってくれたことで信頼されているんだなて思って嬉しかった」のコメントになんか目から鱗落ちました。信頼とリスク。いや、先週からずっとやってたはずだし、猫とネズミのゲームもそういうとこだと思うんですが( ̄▽ ̄;)

テンポに極をつけて遊びました。極、例えば速⇔遅、高⇔低、男⇔女といった対極の極、極端の極で何となく察していただければと思います。

まずペアで同じテンポで単純作業します。何も起きません。平和な時間が流れていきます。そこでテンポを反対にしてみます。片方が1なら片方は10とか。

ペアの後は皆で入れ替わりで「前の人と違うテンポで登場する」というルールで荷物を運ぶエチュードをしました。

やってみて思ったのは、人にはテンポを揃えたがる性質でもあるのか、変える!という行動に中々出られなかったり、違うテンポで入ってきても何となく同調してきたり、という場面が見受けられたように思います。

そんな中、架空のファムファタル佐野さんの存在が、テンポの変化に一役かってたのが興味深かったです。きっかけがあると変えやすいんですね。

さて、表題のインナー&アウターボディです。

アウターボディは外側の所謂肉体です。インナーボディは、イメージ、、といいますか精神といいますか、、、、詳しくは、是非、矢野くんのウリさんWSの記事も参考にしてください。

まず、手を挙げるところから。インナーボディで先に手を挙げ、アウターボディでそのあとを追うように手をあげます。手を挙げるイメージをしっかりして(プリパレーション)、実際に手を挙げ始めます(ビギニング)、途中経過も大切に(ミドル)、そしつ手が挙がりきります(エンド)、イメージはそこで止まってしまうのではなくてキープ(サステイニング)もしくは手が伸び続けるイメージを持ちます(レイディエイション)

手を挙げる、体を広げる、歩くetc、といった動作を使って、インナーボディが先行し、アウターボディで追いかけるという体験をします。

ある程度慣れてきたところで、今度はインナーボディと違う動作をアウターボディで行います。

例えば、右足上げるイメージ→左足をあげる、オープンのイメージを保持しつつクローズするなど。難しいです。個人的にはアウターボディに引っ張られやすいのか、イメージを保持しつつ…というのが難しかったです。

この「トリック」を使って色々やってみました。

・お花がほしい人たち→色んな事をしながらインナーボディはお花に。お花が椅子に置かれたら取りに行きます。

・会話をしにてるけどインナーボディはお花→立ち位置、角度によってお花の見え方がことなり、うっかりお花に器を取られ過ぎて「どうしたの?」と言われる場面もありましたが、その瞬間だけお花への意識が薄くなるようで、集中し続けるの難しい……というより、インナーボディがおもわず戻ってくる(引き戻す)、瞬間とか、ワードがあるのかなとそっちに興味がわきました。

・ペアで会話をしながらインナーボディはトイレ→途中でトイレのドアが開くのですが、片方はトイレを背中に向けて立っているため見えません。このときの両者の反応の差異は端から見てどうだったのか、興味はつきません。

・殺意をいだき合いつつ会話。指を指す、近付くみたいな微妙な動作に対し、かわす、距離をとるなど駆引きが生まれて面白かったです。

 

次回はインナーボディが時空を越えます。矢野くんの記事にご期待ください。