勉強会。

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演劇という枠の中で、そしてこの曜日のやっている専門性と独自性の高さにかんしてのものを、一体誰がこれを読むのだろうという疑問の中、とりあえず書き始めます。もしこれを読んだ人が、少しは参加者が感じている有意義さが垣間見えたらと思います。

とその参加者ですが、旅行やら遊びやらで、三人休み。四人(別役さんを入れ五人)という、少しこじんまりとした日でした。

〈なにをやったか?〉

パートナーを作って”I do”を使いつつのインプロビゼーション(即興)。
ペア二組が互いに見せ合い、インプロ途中で別役さんが止めながら、この時にはどうすればなど細かく意見交換、検証、議論。

〈どうだったか?〉

“I do”は逐一自分の行動を、「私は~をする。」と口に出すもので、それは恐ろしい程の早口と脳の回転が必要で、しかし、表現への意識が飛躍的に高まります。
ベースはあるものの話はすべて即興なので、ダレたり、詰まったりすると、一人で打開せねばなりませんが、今日は、別役さんがいいタイミングで止めてくれその都度いろいろ議論できました。
【そこで面白いとても参考になるキーワードいろいろ出ました。】
1、立ち位置と距離感。(これだけでぐっとドラマチックに)
2、ほうりこむ。(詰まったら相手を信じて思い切って、ガラッと話 を転換する。)
3、拾う。(相手の意図や行動を読み、広げ展開する。)
4、表現化。(本当に自分の意図してることが伝わっていないので、表に出すという意識の重要性を言っていました。)

〈おもろかったこと等〉

表現化ということに関して、安倍総理のオリンピックにかんするコメント等で、別役さんが「日本人は言葉に頼りすぎる、少し身振り手振り使えば高感度が上がるのに」と言っていました。
今までの感情を行動に転換するという積み重ねの中で、言葉のやり取りなしで、所作の中で相手を読み取り、話を展開し空気を作れ面白かったです。
何より、少人数でしたが、皆さんお互いを熱心に観察し、いつにない実りの多い話し合いができ感謝です。

こんなことをやっている日曜クラスです。

文章長くなり失礼しました。

秋江智文