6/25 スタニスラフスキーマスターコース

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hiroshiです。スタニスラフスキーのクラス、今回は「エネルギー」についてのレッスンでした。

まずは一人づつ、身体にエネルギーが満ちるのを意識しながら歩いてみます。それが、周りからどう見えるのか、観察している皆で印象をホワイトボードに書きながら、話し合います。意見としては、前向き、自信、活力、軽やか、さわやか、健康的、堂々と見える、等があり、総じて、明るく生命力を感じさせるワードが散見されました。

次に海外の舞台映像「サロメ」を観ました。登場人物の二人が横にならんで、ユニゾンでスローモーションで歩くシーンを、三人で真似して歩いてみました。手足の長さも違うお互い同士、動作が合うように意識して歩きます。二人だと合っている気もしますが、三人でぴったり合うことは難しく、特に足運びやスピードにずれが生じます。

最後に三人で輪になって反時計回りに、先ほどと同じようにスローモーションで歩きます。回りながら、手足の動作を合わせて動くのは、横に並んで歩くよりも難しく感じました。常に相手の呼吸を感じ、動作よりも呼吸を合わせる気持ちが重要で、自分がいちばん苦手とする事でもあり幾度となく注意を受けましたが、繰り返すうちに動作が合う瞬間が生まれました。その瞬間は、上手くいえませんが、一心同体と言うか、不思議な気持ちになります。

エネルギーとは何か?と考えた場合、分かっているようで、しっくりくる言葉が見つかりません。「気力の源として内部に保持する力」という言葉が、しっくりくるのではないかと思います。

舞台の上では、自分の演技に精一杯で、一人芝居になってはいけません。大事なのは、演じる相手の呼吸とエネルギーを感じ取ることであり、何か武芸に通じるものがあると感じています。