3/10スタニスラフスキーマスターコース。ブログというかレポート風で。

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【Tempo and Rythm】

テンポとリズム、、日本語で言うと速さと律動。よく聞く言葉であるが、これがどう芝居にかかわってくるのか。

例えば、まったく同じスピードでまったく起伏のない舞台など、想像するまでもなく退屈で眠たくなるだろう。

また、コメディをやる場合・ドラマをやる場合など、それぞれジャンルが持つ固有テンポやリズム、あるいは速度や緩急によってシーンやキャラクターの感情、物語を描き出せる・・・などの点からいかにテンポとリズムが役者にとって重要なのかがうかがえる。

今回は、

①外側から影響を受ける場合/Outer Tempo and Rythm

②内側から影響を受ける場合/Inner Tempo and Rythm

上記2点に関してのワークに取り組んだ。

①外からのテンポ・リズムの影響

→パーカッションのテンポ・リズムにあわせてシーンを作る

シーンを作る演者とパーカッション(今回は箱)をたたき、シーンを誘導するものとにわかれる。、この際、演者は自分で何かしようとするのではなく、しっかりパーカッションの音に反応すること。

まず、演者は自分の行動に引っ張られすぎてしまうと、音が拾えなくなり齟齬が出てくる。
また、音の機微を拾っていても内面だけで処理してしまうと(actionしないと)ドラマが広がらない(パーカッション側が展開を変えようとオファーを出しているのに、拾いきれていない)

それでも、わかりやすく大きな音、早い遅いによって、演者の動きに影響が表れていたように見受けられる。

②内面のテンポとリズムの観察

「誰かとご飯を食べる」という行動に、状況〈場所(ファミレス/高級レストラン/暑くて汚い部屋)+相手(友達/好きな人/嫌いな人)〉を組み替えることでどんな内面のテンポ・リズムにどんな変化を確認する。

例えば高級レストラン(とても緊張する場所)+友人(リラックスできる相手)など。

状況に対してしっかり【適応】すること(五感のイメージなどをしっかり使ってその状況の中にどっぷりつかる)ことでより内面の動きは明確に見えてくる。
また①パーカッションの音にあわせてシーンを作るワークと同様、自分の中だけに(プランや行動などの癖に固執して)いると、外(状況)からの影響を受けにくくなり、自ずから創造力に制限をかけてしまっているように思われる。

今年度も残りわずか。このワークに限らず、一年間学んだことをしっかり活かしていきたい。

石井