Observation&Awareness

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はい、皆さんこんにちわ。どうやら体の右側だけ筋肉がつき始めているイソヤマです。
今回はアレクサンダーテクニークの実践編ということで、ひたすら「修正作業」を行いました。
まず、立ち姿勢から始まり、座り姿、そして歩きかたを順に見ていきました。
アレクサンダーテクニークを正確にやっていくと「抑制inhibition」「方向づけdirection」と色々細かくやっていく感じになるのですが、今回は「観察observation」と「意識awareness」という部分に注目して行っていきました。
 まずは、普段の姿勢を取ってもらい、それを他の皆さんで観察し、どうなっているか、ゆがんでいないか、傾いたりしていないかなどを見ていきました。
人によっては片方の肩が上がっていたり、体の軸がぶれていたりしていないか(立ち姿勢の場合は、横から見たとき、くるぶしの前側、膝頭、腰、肩、耳もっと正確にいうと環椎が縦に一直線になり、かつ背骨が緩やかな長いカーブを描き、正面に見たとき肩が水平の高さにある状態が正しい) を指摘しあいました。
 そして次の段階として、その姿勢から他の人の手でベストな姿勢に直すということをやりました。(本来だと、アレクサンダー講師の資格ないと触ったりするのはダメだったりするのですが、そこはご愛嬌ということで・・・)
日頃から結構意識しているつもりでいても、癖が出ていて、例えば、片側に立っていたり、背骨を丸めておし潰していたり、腕に余計な力が入っていたり、どこを注意しなくてはならないかという気づきがたくさんあったと思います。
実際にbefore→afterの写真を撮った時の差がすごかったです。ちょっとしたことで違うんだなと。
また、別役さんも修正作業に参加されていたんですが、自分たちが「ここを直したいんだけど、どう直したらいいんだろう」というところで、改善するために別の部分を調整していたりして、体がそれぞれパーツごとに独立しているのではなく全身が物理的な意味でも繋がっているんだなという気づきもありました。
あと、普段は楽な姿勢と感じているは実は違っていて、ただ単にその姿勢になれて体の悲鳴を聞くことができなくなっているんだということ、そして正しい姿勢をすると慣れていないせいで小さい筋肉痛になったりする場合もあるんだなと思いました。
面白かったのは、実際に普段自分が持っている荷物を持って歩いて見たときに、体の歪みの原因がはっきりわかる、つまり、肩がゆがんでいた人はそっち側のみで荷物を持っていたり、本当に日常の癖が定着して歪めているのだと実感を持てたことでした。
男歩き女歩きをやって見たのも全然筋肉の使い方が違くて興味深かったです。
ただ、アレクサンダーテクニークは、その時々で間違った習慣を止めて、適切な指示を行うものであるので、ただ単にいつも正しい姿勢、つまり正しい「形」をすればいいというものではないという点は注意が必要かなと思いました。(自分の存じている知識ではですが・・・)
反省として、自分はこれからは楽しい気持ちで歩こうかなと思います。
それでは今回はこの辺で
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1コメント

  1. 僕もあれ以来自分の姿勢に気をつけて生活しているのですが、正しい姿勢だとやはり、身体が動かしやすいですね!別役さんが言われてたように1日の中で自分の姿勢を気をつける時間を少しでも増やしていけるといいですよね!

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