遅くなりましたが、
10月9日金曜インプロクラスについて。
めったに書かないので、長文の上、言葉の使い方がなっていません。
申し訳ないけど、耐えてくださいね。
ちなみに私はいつものように、遅刻していきましたので、わかるところだけ…書きます。
今回は、
ひとり…インプロでした。
課題は、ふたつ。
ひとつ目は「ディナー」
彼氏(彼女)の実家にて、手あついもてなしをうけるが、
そこには苦手な食べ物が…
という内容です。
食べ物って、五感で感じながら演じる事になるのですが、
その食べ物の、
どんな感覚が、
どんな風に、苦手なのか…、
とか、
苦手があればそうじゃないその他の食べ物もあるわけで…それはどうよ?とか…
味覚以外、食い物以外の五感はどうなのよ?…
などなどの、自分の内側で感じる感覚(しかも常に変化あり)や、
みている人がわかるようなマイム、
そして、見えないが確実にそこにいる周囲の人たちとの人間関係…
思い出すだけでも、罠が満載の、
まことにややこしい課題でした。
でもですね、
課題が複雑なほど、おもちゃをたくさんもらっている気がして、嬉しいのですよ。
もう一方の課題は「衣替えの冬バージョン」
夏と冬という、季節が違うだけで、
着る服も違うし、
そのシーンがいつの出来事かも、
人物も絞られてくる。
そういえば、
日本はほぼ全国で、
気候が違わないから、マイムも伝えやすいけれど、
常識の全く違う外国の人たちに見せる場合はどうなんだろう?
その人たちにわかるマイムを使って状況を説明する必要がもっと多くなってくるのか??
常識が違うといえば、身近なところで、お年寄りや子ども。
年代、性別の差。
人はお互いを完全にわかりあえる事はないんですよね…。
視界の同じひとは、誰ひとりとしていない。
ついつい、記号化されたマイムや行動を選択してしまうけれど、
それって、思ったより多くの、不可能も可能も含んでいる気がする。
行動の可能性は無限大。
結局は、アクターが何を見せたいか?
何を切り取ってみせるのか、になるのかな。
人の魅力。
演劇でなにができるんだろう。
いつも何をみて、
何に興味を持って生きているのか。
人間の知的欲求や喜びと深くつながっている気がする。
人の魅力といえば、小宮氏が、すごく素敵な発言をしてくれました。
だいたい下記のような感じです。
「(自分は)今まで最後のほうにしか、やらなかった。
でも、最近は一番はじめにやる事にした。
(いろんな人の後で、ウマくやってみせるより、
自分の限界や可能性に挑戦していきたい)」
短編の芝居をみたくらい、心があたたまりました。
今回はたまたま小宮氏をとりあげたけど、
こういう小さな素敵にあふれた仲間と、
勉強できて、
私は本当に幸せだなぁと思いました。
では、皆さま、
寒くなりましたので、
風邪などひかぬよう、あたたかくして眠ってくださいね。
それでは、
おやすみなさいませ。