シアター・インプロクラス 10.25

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また一気に冷え込んできましたね。体調には気を付けたいところ、井上です。

今週のゲームは先週に引き続きのシャドウ。
前回は、一つのシーン中は「本体は本体」「シャドウはシャドウ」でしたが、今回はシャドウと本体が途中で入れかわります。
それまで本体をしていた人が、あとは任せたとばかりに途中で本体役をシャドウにバトンタッチします。

最初はキャンプ場のシーンアクティングから。
これ、途中で役がめちゃくちゃに入れ替わるから最初自分がやっていた役をやっているのかさっぱり分からなくなります。
更に、どこに何を置いていたのかわからなくなる。ただでさえ複数人で無対象の物のイメージを共有するのは難しいので、細かいものはどんどん消失していきます。
誰か炭火を起こしてある場所に手をついていたような。

次は災害救助等の為のアンドロイドをエラい人に売り込もう、というシーン。
今度は「営業」「技術者」「営業を受けるエラい人」「アンドロイド(!)」と、役の立場を明確にしました。
これによりシャドウと入れ替わってもその役を継続できるようになりました。
一つの役でもシャドウと入れ替わるたびにそれぞれの役の性格がガラッと変わるのでそこが面白かったですね。それでいてどことなく前の人の演技を受け継いでいるのはシャドウならではでしょうか。

今回、先週今週とシャドウをやってきましたが、シャドウでで相手をどこまで再現できるかは自分自身の体の意識が反映されるのだろうと感じました。
先週シャドウをやった際、シャドウから本体へのフィードバックを行ないました。
本体側の人の癖などをあぶり出すのが目的だったと思うのですが、そこでちょっと別のことにも気づいたのです。
自分がシャドウとして本体にフィードバックを行う際、上半身の気付きが多く下半身はそれに比べ少なかったのですが、確かに思い出してみるとシャドウになっているとき上半身に比べて下半身をコピーする意識が低かったようです。
少し忙しい動きになると上半身に気を取られて、ワンテンポ以上遅れてからハッとして下半身に意識を向けることが何度かありました。当然、その間本体の下半身が何をしていたかは意識の外です。
視界には入っているし、まるっきりマネできていないわけではないけど無意識的で気づきが少ないのです。

前回にしろ今回にしろ、自分が「マネしづらい」「ミスった」と気づいた部分は意識できている部分だからまだ良くて、ミスったことにも気づかない所にこそ本当の問題か隠れているのではないでしょうか。

Shadow2アンドロイドは活躍できるのか

インプロは「セミナー」

A ある人のセミナーに来ている。素晴らしいセミナーだ。この人のファンで出版された本は全て読んでいる。

B どうも金儲けのことばかりで賛同できない。言っている内容もそのへんの本に乗っているようなもので目新しさもない。こんなセミナーお金の無駄だ。

今回は、具体的にどんな内容のセミナーであったか、それを見ている人間に想像させられるかが一つポイントになりました。
自分の組は内容自体は特にひねった感じでなかったのですが、なかにはユニークなセミナーを設定した組もありました。
「お疲れ様」ではなく「お元気様」などという言葉遣いを教えていたり・・・ポジティブに言い換えてるんでしょうが・・・いい感じにうさんくさいです。
あとはチャクラがどうとか・・・いや、チャクラもいいんですがそういう系の話ばっかりでもうさんくささMAXです。

このインプロ、自由に乱入できる設定だったのですが、特にチャクラの回ではほぼ全員が乱入していきました。
で、乱入した全員がA側の人間。
Bは完全に怪しい宗教の人たちに巻き込まれた形になってて可哀想なこと可哀想なこと。爆笑しました。

さて今週はこんなところ。みなさんも風邪には気を付けて。ではでは

インプロ「セミナー」エキストラ乱入あり

スピリチュアルセミナーの帰り