あけましておめでとうございます。秋江です。
先ほど芸能の神様を祭っている牛天神に行ってきました。
すかそあ、sky soart Ψ wings がさらに今年一年発展していってほしいですね。
けれど昨年やり忘れたことが。ブログです。
年明けになって昨年のワークショップについて書くのは正直面倒ですが、
性格上きっちりやっていないと気になって仕方がないのでやってしまいます。
かといって、書くのが面倒になるような、ワークショップの内容だったかというと、
全くの逆で、stone Ψ wingsアクティングスクールでも経験できないような満足いくものでした。
ワークショップ二日目の内容はひたすら一枚のテキストを深めていくもの。
(テキストはノーベル文学賞を受賞している不条理戯曲家ハロルド・ピンターの「The Lover」の抜粋からでした。)
言葉は本当に平易な言葉がつかわれているものの、状況設定が面白く、個人個人でどこまででも深堀出来るものが選ばれていました。
まず手始めに軽く読み合わせ後、ペアを作り、まずは動きをきっちり決めるところから入りました。
舞台上で何をすればいいかわかるだけで、舞台上で集中力が増す感じがします。
そして役の目的を決めました。
(たとえば、「男は浮気をやめてもらいたい」「女はすぐに浮気相手にあいたい」など。)
役の目的がはっきりするだけで、自分の決めた行動に深い意味が加わり、さらに繊細な動作がうまれました。
最後は、テキスト後のストーリーを創り出す。
それまで十分話し合って台本を深めてきたので、みんな多種多様なエンディングが生み出せました。
締めくくりとして皆で見せ合ったわけですが、
それぞれ役の目的や解釈が違うので同じテキストだとは思えないほど、
一人一人の役者が生き生きして、観ていても、演技をしていてもとても有意義な時間でした。
いきなり台本を読んで立つのではなく、こうやって手順を踏んでやるだけで、
安心して、そして自由に「今」を舞台上で生きれるんだなと再確認をしました。