2005年に、念願の専用稽古場を持つことができ、「STONEψWINGS ACTING SCHOOL」が開校いたしました。「COMPANY TRAINING」として5年間指導してきましたが、ようやく機は熟し、「アクティングスクール」として生まれ変わったのです。そして早いもので四年目となる2008年度がスタートします。
07年度から新たに「スタニスラフスキーパフォーマンス」クラスを新設いたしました。STONEψWINGSの公演稽古トレーニングは特殊で、大元はスタニスラフスキーとなっていますが、この公演稽古用スタニスラフスキーは世界でもあまりよく知られていません。「I DO」「I WANT」という行動面開拓・感情面開拓、そして両面のリンクを目指すシステムで、実力アップにも非常に有効です。 また、07年度は、受講希望者多数のため「スタニスラフスキー・トータルアクティング」と「シアターゲーム&インプロヴァイゼイション」が2クラスに増設された年でもあります。申し訳ありませんが、これ以上は増やせそうにありません。 アクティングスクールは、これから俳優を目指そうという俳優の卵から、プロ・セミプロまで対応するクラスカリキュラムです。一流の俳優になるための、真の芸術家になるための、欠かせない二つのクラスが「スタニスラフスキー・トータルアクティング」と「シアターゲーム&インプロヴァイゼイション」です。この二本柱を前提にクラス選択をすると良いでしょう。
私は、日本の演劇はレベルが低いと、それはもう大学生の頃から強く思っていました。理想の演劇を追求していくなか、ヒントとなったのがイギリスの演劇です。そこには私が理想としていた形が信じられないくらい高いレベルで存在していました。イギリス演劇にどっぷり浸かったイギリス留学以来、世界最高峰であるイギリス演劇を手本に、演出法や俳優訓練法などを研究し、切磋琢磨してきました。STONEψWINGSは、日本でその理想を形にする「挑戦」です。 芸術が育たない国日本で、「真に質の高い舞台創造」を目指すことが、どれだけ困難かはわかっています。それはSTONEψWINGSという名前に表れています。翼とは才能・能力・実力を示します。これが日本では、石化したも同然になってしまいます。実力社会じゃないからです。しかし、例え翼が石化していようと、羽ばたけるその日までその翼を引きずりながら目指していきたい。という気持ちが込められているのです。 今の演劇界の様相とはかなり異なる私の理想ですが、世界的に見ればスタンダードなのです。 日本と世界のギャップを感じ、日本でまともな演劇はやっていないのかと、途方に暮れながら道を探している人がこの先も出てくることでしょう。そのような人は、このSTONEψWINGSに辿り着くでしょう。もし、あなたがそうであるなら、このHPや、STONEψWINGSのHPを見て、たくさん共感するでしょう。そして、ここがその道を歩めるほとんど唯一の場所だと知るでしょう。私も、そのような真の芸術家と出会うことを心待ちにしています。
これからSTUDIO FEATHERが、多くの才能を生み出していく巣となり、多くの芸術的な世界を生み出す創造的な場となることでしょう。この素晴らしいスタジオで、多くの才能と共に、素晴らしい舞台を創造していきたいと思います。
Jan. 2005 Mar. 2006 Jan. 2007 Jan.2008 STONEψWINGS代表 ACTING SCHOOL校長 別役慎司