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シアターゲーム&インプロヴァイゼイション

シアターゲーム&インプロヴァイゼイション クラスレッスンの紹介

【目的】演技に必要な技能を楽しく伸ばし、緊張した状況でも自由で自然で、クリエイティブな演技ができるように導く。


クラスの流れ

日本では、ここでしか学べないクラスです。本物の俳優になるための二本柱となるクラスの一つ、「シアターゲーム&インプロヴァイゼイション」が具体的にどのような内容なのか、説明します。

1.HA!

最初は、「HA!」で、日常生活から稽古への切り替えをします。

ポイント
ネガティブな思いを払拭し、これから素晴らしい経験が待っているというポジティブな思いに変えます。

HA!

 

2.ムーヴメント・トレーニング

次に、ムーヴメント・トレーニングです。ナショナル・シアターやロイヤル・シェイクスピア・カンパニーでも指導したリッツ・ピスクのムーヴメントを紹介。身体を動かします。

ポイント
俳優にとって身体は商売道具。意識的にコントロール出来るように、身体トレーニングを行います。

ムーヴメント・トレーニング

 

3.シアターゲーム

軽く休憩をおいたあと、前半のメインであるシアターゲームへ。ゲームは幾つもの種類があり、育成できるスキルも異なります。毎回違うシアターゲームを体験できるので、新鮮で、楽しいものです。全てに即興性があり、ペアワークやグループワークなど様々なバリエーションがあります。

ポイント
想像力・集中力・エネルギー・感情・アンサンブル・コミュニケーション・思考力など、様々なスキルを磨くことで、俳優として、また人としての基礎力を強化します。

シアターゲーム1シアターゲーム2

 

4.インプロヴァイゼイション

休憩のあと、後半はインプロヴァイゼイションです。インプロは即興演技。与えられた状況設定のもと、ペアもしくはグループで打ち合わせをし、7分~10分ほどの演技を行います。先が読めないため、瞬間瞬間を生きなければいけません。毎回違った設定で行い、少なくとも2回実践する機会があります。

ポイント
即興は、表面的でない自然でリアルな演技へと導きます。個性が開花し、緊張に強くなり、表現力が増します。

インプロ(即興)2インプロ(即興)2

まとめ 日本人の演技に圧倒的に多い、「不自然で表面的な演技」を回避させ、内面からスムーズに外面に表現された、自然でリアルな演技力を身につける上でとても重要なクラスです。 自ら、考え、判断し、反応し、動ける俳優になります。 また、演技に必要な様々なスキルを伸ばすことができるので、自己の殻を破り、表現者として一回り成長することが出来ます。