「はい!私やります!」
と安請け合いするだけしておいて、結局何もやらない「よーかいち」が、とうとう重い腰をあげました。
皆さん、お久しぶりです。
「ヘッダ・カブラー」四回目の記事を書かせていただきます。
今回は、「ヘッダは自由に動けるが、ブラックはある一点から移動してはいけない(笑)」
というものをやりました。
ヘッダ役は自由にいすを配置し、自由に演技をしますが、
一方ブラック役はヘッダが「ここ!」と指定した場所から一歩も動かず演技します。
はっきり言って異様です。
舞台中央に設置してもらえたブラックさんはまだしも、
「じゃ、ここ!」
と30センチ四方の半分ほどしかスペースがもらえず、しかも舞台奥下手とかに配置されっちゃった日には、はっきり言ってシュール以外の何ものでもありません(笑)
ヘッダは強い(ように振舞う)女性です。ブラックのプレッシャーに果敢に抵抗しますが、私としてはブラックさんのプレッシャーに抗うのがなんとも苦手。
やはり本人の人格からにじみ出るものなのか、どうしてもヘタレたヘッダさんになってしまいます。
今回の練習で、ヘッダ役の女性陣は動けないブラックが相手で、無理に構えることなくマイペースで「ヘッダ」の演技に集中できたのではないかと思います。
弱くなってしまうヘッダさんは堂々と強く!もともと強いヘッダさんはよりいっそう強く!
まあ、私はそれでも弱かったのですけど…。
どうせ動けないのが相手なんだから、もっともっと強気でやってよかったかもしれません。
ところで後半のペア練習では、ヘッダさんは椅子やブラックの立ち位置だけではなく、「寝そべって」とか「座って」とか姿勢まで支持できたので、いろんなペアを見渡すととっても楽しいことになっていました。
「ヘッダ・カブラー」の設定や世界観を超えて、
どういうわけか軽くSMチックな雰囲気があったり、ブラックが牢屋(?)につかまってたり。修行僧ブラックが現れたときは大爆笑でした。
私はヘッダに「強い」イメージを持ってません。
それで故意に弱くしているところがどうにも弱くなりすぎてしまうのですが、どうせ脚本全部ではなく、男女のやり取りの一部分しか渡されていないので、設定とか超えて、もっともっと自由にやってみてもいいのかなあ?とも思う今日この頃です。
よーかいち