初めまして、クミコです。
5月中旬という中途半端な時期に、躊躇なくスクール参加を決めた者です。
よろしくお願いします。
さて、6月1日のスタニスラフスキー・マスターコース。「重心とバランス」の第2回です。
前週に、「ハード」「スニーカー」という2つのキーワードを与えられ、何となくスポーツドリンクを用意してクラスに参加しました。(コレ、大当たり)
まずは階段を使ってのワーク。バランス力を確認し、身に着けることが目的です。
あ、プラス、体力も。
いろんな昇り方、降り方で階段を昇り降りします。
下を見ないように、頭の位置を上下させないように、回転しながら、等など。
どれも難しく、とてもハードでした。でも、舞台の上で、数段しかない段差やイスに腰掛ける際など、確かに下は見ないし、イスの位置を確認してから座ったりなどしないので、このトレーニングは非常に大切だと思いました。
後半は、自分の好きなように階段を昇り降りするという課題に。
ロボットのように関節をあまり曲げないようにするとか、逆にフニャフニャさせるとか。
好きなようにということだったなので、それぞれのキャラクターが垣間見れ、なんとなくその人の隠れキャラを見つけたようなひと時でした。
室内に戻ってからも、バランス力を試すような内容が続きます。
床に様々な円を作り、その円を片足で移動しながら、ボールを投げたり、ストレッチのように体を伸ばしてボールを床に置いたりするワークです。
こちらもなかなかハードな内容でした。バランス力と体力が求められます。
自分のバランス力と重心を理解し、それを使いこなすことが非常に大切だと痛感させられました。
最後は、これもバランス力なのでしょうか。目をつぶって目的地まで行くというもの。
これ、自分なりに緻密な計算をササッとして感覚を掴む、そして、思い切りの良さというかちょっとした度胸を試されているような…
しかし、人間の能力とは素晴らしいなと感心。
何回も繰り返すと、学びがありものなんですね。目をつぶった状態で目的地に着くことが結構できました。中には、全く違う方向に向かって歩いていたのに、最後の最後に不思議な調整力が働き、なんとなぁく目的地にたどり着くことが出来た人も…
翌日は筋肉痛に襲われるのかな…と心配になりながらも、何となく自分の限界に挑戦でき、疲労感ではなく満足感に包まれたワークでした。