こんにちは、秋江です。
冬のワークショップの一日目。
テーマは『今を生きる』
舞台ではどうしても稽古を重ねるうちに新鮮さを失い、守りに入っていき、予定調和になって、「今」という中で生きれなくなることがおおくなります。
日常でも過去の失敗や、未来の不安で、目の前の出来事に気づかなくなってきています。
役者をやるうえでその点を見直したいので、このワークショップに参加しました。
四時間だけのワークショップですが、内容満載でした。
私のなかで自分が面白かったところを挙げます。
日ごろの何気ない動き(階段を上る、植物を触る、ゴミを拾うなど)を取り上げ、それをゆっくり行って観察してみるワークをしました。
そこで発見したことは人間の肉体のすばらしさ!
階段上るという行為の中に、足の裏でバランスをとること、重心を移動するため上半身が傾くことなどが、見事な連動で行われているのです。
気づいていました?階段を上るとき必ず階段の先と、足元を見ること。
そして上りはじめたらほとんど足元は見なくなるんです。
(「当然だよ。」と思われるかもしれませんね。)
いわれてみたらなんでもないことですが、実感すると感動します。
実際おこっている「今」没頭すると、本当に豊かにものが見れるんだなと感じました。
さぁ今日は二日目。
どんなワークが準備されているのか、たのしみです!