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サマーワークショップ2日目終了!

さて、8/11日、夏のワークショップ2日目が終わりました!
2日目のテーマは「役を浸透させる力~役作りを成功させる、役のアプローチ~」でした。

今回はやむなく定員を超えてしまい、13名!
とても楽しく、密度の濃い、有意義なワークショップになったと思います。

前日の「惹きつける力」もそうですが、かなりテーマが大きいです。
役作りは、映像においても舞台においても、逃れられない重要要素ながら、
質問してみると、あまりにアバウトにやってきていることが浮き彫りになります。

脚本読解も含め、役作りのアプローチは作品作りの土台となるものなので、
土台作りのプロセスと方法を知っておかなくてはいけません。

今回のワークショップでは、このような図を用いて、解説しました。

役作りの真髄

役作りには「内面のアプローチ」と「外面のアプローチ」が必要
役に近づき&近づけながら、自分と役とのギャップを埋める
そして、馴染ませる作業まで行わなければならない

マイケル・チェーホフの「Imaginary Body」

役作りに関するレクチャーのあとは、マイケル・チェーホフ・テクニークより「Imaginary Body」を行い、役作りの3段階を高速でトレーニングするワークをやりました。

コラボレーションしてのインプロ

そしてできあがったキャラクターを使って、3人組でシチュエーションを考えてもらい、5分程度のインプロを行い、役の浸透度を確認。
また、役が馴染んでいないのであれば、なにが足りないのか、どういうことをしていくべきなのかということを気づかせました。

ディスカッションで役の理解を深める

後半は、イプセンの「小さなエイヨルフ」をテキストに使い、読み合わせを繰り返しながら、意見交換します。
全体的にも解釈のシェアをして、少ない情報からいかに想像力で広げるか、的確に情報を捉えるかを学ぶと共に、この作品の複雑な構造についても理解しました。

小さなエイヨルフで練習

最後は、ペアによる発表で締め。
 あっという間の5時間が終わりました。

最終発表

一人ひとりフィードバックをしてもらいましたが、全て回るのに20分くらいかかってしまいました。
それだけ、掴むものが多かったのでしょう。

群馬から来た方の感想が印象的でしたね。
「役作りがうまくいかなくて、トラウマになっていたくらいで、答えを得たくて群馬からやってきました。
完全にとはいえませんが、答えがわかってきたので、はるばる来た甲斐がありました」と。

皆さん、お疲れ様でした!

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