人は人間としての能力が一体どれだけ生かされているのでしょう? 現在は昔ほどの学歴社会ではありません。勉強ができる(知性)という能力以外も、大切なものがたくさんあるのだと見直されてきています。個性が重んじられてきています。個性というのは無限の可能性を持つ、宝箱です。皆、その中にある財宝が違います。そして、非常にたくさんの財宝が秘められているのです。
早期英語学習、英才教育……。確かに素晴らしいことだと思います。これらを始めている親御さんは、先見の明があると思います。 でも、まだ忘れていませんか? もっと人間的で、もっと大事なことを。
情緒や感受性、表現力、想像力、創造性、五感……、勉強以外に素晴らしい要素がたくさんあります。本当に人間として素晴らしい子供に育て上げたいのなら、勉強だけでなく、もっとこういった面に目を向けなければなりません。 そうではありませんか?
でも、一体どこで、表現力や人間性、感受性、創造性といったものを磨けばいいのとお思いになるでしょう。これらはまったく目に見えないものですし、方程式を教えれば方程式が解けるようになるというような単純なことではありません。答えは一つではないし、あるときは答えがあり、あるときは答えがないということもありえます。大学などで研究はされても、確かな結果を導き出すことが出来ない、とらえどころのない領域です。 しかし、芸術は有効な手段であることは間違いありません。音楽や絵画など色々ありますが、是非演劇をさせてみてください。演劇は身体を使いますし、頭も使います。演劇には教育的な要素がいっぱい詰まっています。
自分から身体を動かして何か表現したり、言葉を発したりする中で、自発性や自己表現力が増していくでしょう。また、他の子供たちと何かを考えたり、何か一つのものを表現しようとする中で、思考力や協調性、思いやりの心が形成されていくでしょう。お子さんの中の宝箱がいっぱい詰まっていくのをきっと感じることでしょう。
STONEψWINGSのチルドレンクラスでは、教育的にも注目され続けるアメリカのヴァイオラ・スポーリンの「スポーリン・ゲーム」や、イギリスの「シアター・イン・エデュケイション」、また他にも豊富な即興やゲームを提供します。日本では他に類を見ないクラスです。
ある意味、新しい時代の英才教育ともいえるでしょう。
→小学校・中学校・高齢者施設への出張演劇ワークショップ