古本市でお宝演劇本発掘
池袋西武の催事場で開催されている古本市に行ってきました。
演劇書・映画書がかなり多く、お宝が眠っていました。
まずは河竹繁俊著「日本演劇全史」!
これはものすごいボリューム本です。その分厚さは7センチ。広辞苑と変わりません。
ページ数は1300pを超えます。
日大芸術学部の図書館にはありました。その頃から、憧れはありました。
古本で出会えるとは思いませんでしたね。資料として、置いておきたい一品です。
次は、「スタニスラーフスキイシステムによる俳優教育」。
グリゴーリイ・クリースチ著となっています。
こんな本があるとは知りませんでした。1971年の本で、「俳優修業」のあと、「俳優修業」に関する本をロシア人が書いたのではないでしょうか。
これも貴重な資料ですね。
それから「テネシー・ウィリアムズ一幕劇集」。
これはレアでもないんですが、安かったので、アドヴァンスクラスのテキスト等で使えるように購入。
「Baby Doll」の一幕劇版が入っていますね。他にもたくさん。
次は、かなりレア本。「モスクワ芸術座の回想」。ネミロヴィチ・ダンチェンコの本です。
翻訳されて出版されていたんですね。知りませんでした。
モスクワ芸術座の当時の様子やスタニスラフスキーについてかなり知ることが出来る資料です。
すごい古い本で、昭和十四年発刊です。定価2円!
モスクワ芸術座の「ク」の字がなぜかちっちゃいし、ニェミロヴィッチとなっています。
そして、野上英之著「聖林の王 早川雪洲」です。
聖林とはハリウッドのことです。
早川雪洲映画化企画に関わるものとして、いい資料が見つかりました。
早川雪洲の自伝本も売ってあったんですが、これは新版で既に買っていました。
最後に、世界屈指の名優ローレンス・オリヴィエの「演技について」。
レアではないですが、安かったので買いました。
スクール生に早速貸しました。
ということで、六点。レアものもありながら、5000円以内に収まりました。
本棚を拡張させたいですね。今限界なもので……。
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