- 皆さまお疲れ様です!
スクール生の矢野です。
昨日のアドヴァンスクラスでは、
先週に引き続き、簡単な設定を与えてもらって、
その上でシナリオを大まかに自分たちで描いて映像を意識しながら演じるというのをやりました。
まず最初に、「食事をしながら、ビジネスについて話をしている」という設定でやりました。
学生で起業しようと思っているAとB、そして投資家のCという三役に分かれて演じました。
AとBには、起業の方針に食い違いがあることにして、CはAとBにチヤホヤされて良い気になっている〜といったようにキャラクターのコントラストも加えました。
実際映像で演じるとなると、やはり明確に感情を出せてない所はなんとも言えない表情をしていて、役が何を考えてその場に存在しているのか全く分からない感じになってしまいました。
その後、「犬を散歩しているもの同士、公園で話をしているが、犬同士が威嚇し合っている」という設定で、3人でシナリオをそれぞれ考えて自分たちで3パターンやりました。
この設定の肝は犬のイメージをどれだけ明確に想像できるかと、犬が喧嘩しているという状況を使って、どのようにして飼い主同士の関係性を表現するかということです。
対立関係を明確に表現するのが難しかったのと、やはり犬のイメージを保ち続けることに苦戦しました。
最後はアンサンブルで、「海外旅行先、ホテルのモーニングバイキング。今日の予定を話しながら朝食。」という設定。
これは海外の雰囲気、海外旅行に来たワクワク感や三人の関係性などを映像越しに表現出来るかが重要だと思いました。
スタニスラフスキーでも何度も言われていますが、
やはり自然にその場を生きる・楽しむことが演技においては重要であり、
この海外旅行のエチュードでも、自然に海外の朝のバイキングを楽しむことで、それが自然と表情に現れることを知りました。
自分たちで展開を考えるのはなかなか難しいことも多いですが、
それだけに状況を皆でイメージしたり、
深くまで理解しようとしたりできるので、
自然な演技を身につける上でとても大事なことだと思います。
それではまた!!