12/17スタニスラフスキーマスターコース

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すっかり年が明けてしまいましたが、昨年分のブログです。
【Imagination~想像力~】第二回目になります。
今回も「動作」のカードを使い、その動作をしっかり正当化〈Justiphication〉していくようシーンを作ります。
ワークに入る前に
行動とは「時」「場所」「状況」によって変わってきます。
この3つの要素をしっかりイメージし、いかにドラマティックな行動の理由付けをしていくか・・・
というふりかえりが入りました。
①2人組で2枚カードを引き、カードの動作を正当化させるシーンをつくり、見ている人たちはカードの内容をあてる。
②4人組で3枚カードを引きシーンを組み立てる。
アイデアが突飛で行動の正当化が微妙だったり、ドラマティックに行動が正当化できていても最終的な決着が微妙だったり、シーン作りとはかくもむつかしいものかと思いました。
後半はプレイヤーがカードを一枚ひき、その動作のシーンを演じつつ、外野の質問に答えていきます。
外野は、例えば、いつ、どこ、だれ、といった今の状況や、家族構成、収入、将来の展望などのバックボーンなど、
プレイヤーのイメージを膨らませるような内容の質問を投げかけていきます。
プレイヤー側はその質問に対し、即興でイメージを膨らませ正当化して答えなければなりません。
(以前受講した際はここでデクラン・ドメランの『The Actor And the Target 』より8つのQUESTION{何をしているのか、したいのか、私はだれか、どこにいるのか、等々}が紹介されていました。邦訳版はなさそうです。)
今年開催されなかった『IDO IWANT』のクラスに結び付けて考えると、(ある意味DOしながらWANT・IMAGEを回答するような部分はあるかなと)現在の状況にかかわる質問のみならず、過去未来にまつわる質問もうまく混ぜていけば、よりシーンに深みを増す「過去・未来のIMAGE」のとっかかりの訓練になるのではないかとおもったりします。
せっかく2回目なので横の結びつきも意識しつつ、今年度残りもとりくんでいきたいと思います。
石井