こんにちは!!
スクール生の矢野です!
7月14日のアドヴァンスクラスでは、新しいスクリプト「Projection」の
分析を進めていきました。
スクリプトをもらって読んでみて、気づいたことは何かお互いにシェアをし合いました。
「Projection」では、大きな地震により、実家が大きく被害を受けた修斗とその妻咲智の
人間にはどうしようもできない災害に遭遇して起きる価値観の変化や感情の揺れ動きを描いています。
特に、修人は計画的に進めようと思っていた自身の子育てや人生を計画的に災害に備えていたにも
関わらず自然の猛威に為す術なく崩れてしまった自身の故郷に「Projection=投影」して
無力感を覚えるわけです。
被災した故郷から影響を受け、心が揺れ動く修人と
そんな修人を前を向かせて励まし、支える咲智の二人の関係性、感情をいかに表現するかが
この作品の肝であると勝手に思いました。
分析では、最初事実のみが「気づいたこと」としてシェアされていきました。
なので、次に実際に演じてみて「気づいたこと」をシェアしてみると、
スクリプトを読んだだけでは気づかなかったその場を生きる役としての生の気づきが
出てくるようになり、面白かったです。
次に、Q&Aというものをやりました。
これは、スクールの本公演のときにも取られている役作りの手法の一つで、
椅子を円状に並べて向かい合い、「質問者」が自分の知りたい役の情報を、その役者の前に立って
質問し、それを聞かれた役者はその役について(あるいはその役自身となって)
回答に答えるというものです。
詳しくは本公演のブログを、、、笑
今回も、自分が役について深掘りできてない情報を質問してもらうことによって気づいていくことを
目的として、Q&Aをやりました。
やってみて、自分でも盲点だった役への新しい視点、ヒントを掴むことができて、役の深み、可能性が
増したような(その上で自分で質問された事項について詰める必要がありますが)気がしました。
役作りにしっかり向き合って、楽しくこの作品の役の人生を生きられるようになりたいですね。
それではまた!!