5/21 Releace&Relaxation~緊張と緩和~

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スタニスラフスキーマスタークラス、今回から体を動かしていきます。
このクラスでは俳優に必要な要素を細かく分類し1つづつ修得するわけですが、前半はまず身体面を中心に取り組んでいくことになります。

今回はタイトルの通り緊張と緩和について。役者は身体を通して表現するのにその身体が固まってしまってはお話になりません。

[全身緊張]
まずリラックス状態を体感するために、敢えて全身緊張→開放を繰り返します。

強い緊張状態がどう思考に影響するかクイズ対決をしました。なるほど得意分野(脊髄反射レベル)の問題でない限りなかなか頭がまわりませんね。

[部分緊張]
身体の一部だけを意図的に緊張させます。他の部位が連動しないように。

後半はこの部分緊張を使ってゲームをしました。
立ち/椅子に座って/歩きながら
一部だけを緊張させ、まわりの人が何処が緊張しているのかを当てます。

局所的な緊張が身体全体にどんな影響を与えるのか、また自分の力が入りやすい部位や連動しやすい部位など客観的に観察することができます。

三人が同じポーズをとり、一人だけ部分緊張し、誰のどの部位かを当てる/2vs2で相談しながら。

共通して力が入るポイントと、不自然に力の入るポイントの違いに着目しようにも、個人の筋肉量など個性が強くて困難でした。

自分の身体の個性に向き合えた一日だったと思います。