4/23 スタニスラフスキーマスターコース

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今年度新入生のhiroshiです。今回は、アレクサンダー・テクニークの2回目の模様をお伝えします。

何かと心と身体の調和が乱れやすい今時の世の中、一回目は「心」を見つめ直すアプローチでしたが、今回は「身体」を見つめ直すアプローチでした。実際に体を動かして、人間の日常動作である、立つ、座る、歩く…を観察しあい、問題がないかお互いにチェックしました。その結果、全員に自分では気づかない体の歪みや癖のようなものがあることが判明。

私の場合、肩に力が入りやすく、コリや背中の痛みが出る事があったのですが、どうも姿勢を良くしようという意識から、胸を張り、背筋を反らせるような姿勢を不自然に作っていることが判明しました。肩をリラックスさせて正しい位置(今まで猫背だと思っていた位置)に戻したら、痛みが消えました。窓に映る自分の姿を確認したら特に猫背でもなく、私の場合、やらなくてもいい事を長い間やっていて、身体に負担をかけていた、というわけです。また、バッグを肩にかける、足を組む等、日常何気なくやっている事が体を歪ませる原因になる事がよく分かりました。

俳優は、まず自分の体が資本であり、1日のうち少しだけでいいので、例えば、普段バッグをかけている肩や組んだ足を時々左右変える等、体を歪ませない意識を、少しでいいから持つように、との校長からのアドバイスでした。