ながら作業はむずかしい。

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皆さんこんにちは!スクール生の矢野です!

11月9日のスタニスラフスキー・マスタークラスでは、先週に引き続きマルチレベルフォーカスについて学びました。

最初に、〇〇しながら〇〇することの難しさをゲームを通して感じました。

AグループとBグループ、2つのグループにそれぞれ10枚くらいカードがあります。

Aグループには、「〇〇しながら」(今回で言うと、白板に絵を描きながら、だとか壁にペンキを塗るマイムをしながらなど身体を動かす指示が書かれてました。)

Bグループには、「〇〇の話をする。」(政治の話をするだとか旅行の話をするなどです。)

身体的行動脳を動かしながら、並行して言葉、ストーリにも脳を使うというマルチレベルフォーカスの練習です。

話に集中してしまうと、行動がおろそかになるし、行動に気を取られると話が思いつかなくなるという難しさがありました。

次に、二人同時に指示された行動をしながら話をして、話をしながらもお互いの話がなんだったか聞くというワークをやりました。

これはトリプルレベルフォーカスになるのですが、もう頭が混乱…!

すぐ隣で話してた内容を全く覚えてなくて驚きました。

最後に、出されたトークテーマについて話しながら○×ゲームをやりました。

○×ゲームと言えば、普通に考えながらやると勝負がつかないほど簡単なゲームですが、トークテーマについて話しながらだとそちらに集中がいって、○×ゲームが一方的に買ったりまけたりして、こちらもマルチレベルフォーカスの難しさを知りました。

しかし!演技はと言うと、

姿勢、役の感情、立ち位置、相手の感情、マイム、状況、目的…数えられないほど集中しなければならないことがいっぱいです!

マルチレベル程度で音を上げているようでは大変ですね。また、ひとつの事に集中出来るように姿勢や立ち位置、マイムなど、事前に決めておける、改善しておけることは無意識化して、集中しなくても出来るように日々の稽古で鍛えておくと良いかなと思いました。

それでは!!