アドバンスクラス

0
1239

今回のテクストは映画「ゲロッパ」からのワンシーンです。

映像演技も今回の課題と言うことで小さいビデオカメラですが、カットを入れつつ実際に撮りながらの稽古でした。
映像の現場は二、三回しか経験したことないのですが、一つのシーンを撮るのに撮り直しがあったりして、顔の向き、動き方、タイミングなど決まった動きを全く同じように何回も繰り返す印象があります。
同じことをしているのに初めて味わった刺激のみたいに演じるのは当然ですけど、とても技術も集中力もいるのだと実感しました。

しかも、本物の現場だと稽古場以上に気が散ったり、ストレスになる要素がいっぱいあると思います、その中でリラックスして集中力をはっきさせるには周りにとらわれない集中力が必要だと思います。
周りの状況を気にすることと周りの状況を把握するのは僕は全く別物だと思ってます。前者は自分の殻にこもっているような状態で、後者は周りのその場所のなかに自分がいるようなイメージです。
僕は、まだまだ前者と後者を行ったり来たりしているような状況ですが、近いうちに後者に落ち着くと思います。

ちょっと脱線したかも知れませんが、稽古は最後に撮ったビデオをチェックして終わりました。映像で見るとやっぱり違和感が多いかったです。
次回はしっかりしたシーンにしたいです!

松永

アドヴァンスゲロッパ

モノクロ映画調