暇を持て余した奴の

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普段メモや日記を記す習慣が皆無の石田なので機会をみて半年に一度ぐらい思いの丈を書き綴っていこうと思います。

今回は4月のシ-ンスタディのワ-クショップからパフォーマンスクラスを経て、ポ-ルさんのワ-クショップに参加した時の経時までに感じ取ったこと。暇を持て余した女の戯れ言ですよ。目新しいことは何一つありませんよ。それでもご興味があれば。

まず、結論から申し上げると「演じることは自由であること。」

ポ-ルさんのワ-クショップでは基礎的な呼吸法から役作り、実際にテキストを使ったシ-ンスタディまでのプロセスを体験しました。その過程において特にシ-ンスタディでは、同じテキストであるにも関わらず、幾通りもの名シ-ンが生まれました。良質な作品ほど幾分の解釈ができ、正解というものが存在しないのだと思いました。(もちろん、演出家さんのスタイルにもよると思いますが。)しかし、私は本作品を実際に見てしまったからなのか、そう思い込んだからなのか、かならずその通りに演じなければならないというつまらない固定概念に捕らわれてしまいました。口惜しい。もっと面白く発想を広げて演じることだって出来たのに。

そんな時思い出すのが、4月のシ-ンスタディのワ-クショップとパフォーマンスクラスです。

4月のシ-ンスタディで初めてテキストを使った時は台詞や目に見える部分をなぞっているだけの状態であり、パフォーマンスクラスを通し、役として生きるため、生きた言葉や感情やアクションを起こすためのプロセスの積み方、構造を学びました。しかし、今度はロジカルでがちがちになってしまい自由で創造的に演じるという意識が欠落していました。

そんな中でのワ-クショップでの指導は目から鱗でした。

ポ-ルさんは私たちがより創造的に演じられるよう導き、否定するのではなくよりよく能力を生かすにはどうすべきか、一人一人親身になってアドバイスして下さいました!

私にとって非常に有意義な5日間でした。

学ぶことに謙虚な姿勢を忘れずこれからも精進していきたいですね。