Hello!!! I’m Shinichiro! What’s up everyone??
別役さんのアメリカツアー大成功を受け、アメリカ風に始めてみました。スクール生の矢野です。
昨日のスタニスラフスキーマスターコースは、引き続き、精神と身体についてやりました。
今回は状況が、精神と身体に与える状況について。
①リゾート地。リラックスして楽しんでいるところに会社から電話。重大なアクシデントが起こったから戻って来てほしいと頼まれる。仕方なく、その場を後にする。
②友達と夜遅くまで飲み会。酔っていて気持ちがいい。皆と解散した後、終電が既に行ってしまったことを知る。タクシーに乗るお金もない。歩いて家に帰る。寒い。気持ち悪い。
という上記の二つの絶対経験したくないような状況に対して精神と身体がどう反応するか、短めのシーンアクティングを演じてみました。
演技してみての反省点としては、喜んでいるところに連絡来て仕事戻ると了承する段取りをなぞってしまって、仕事に戻らないといけないという葛藤がなく、湧き上がってくる感情を無視してすんなりと仕事に戻ってしまいました。
しかし、実際やって見ると設定の状況よりも、演技をしているという状況に持っていかれることに気がつきました。ここで一つ演技をする上で自分にプラスする要素(もちろん状況もここに入ります)とマイナスする要素をまとめてみます。
プラスする要素
・イメージ
・状況
・五感
マイナスする要素
・見られているということへの意識過剰
・自分を客観的に見すぎることによる恥じらい
・良い演技をしなきゃというプレッシャー
・自己評価
・緊張
また、最後に①徹夜で明日までに提出しなければいけないものを仕上げる。
②上司に提出したところ理不尽な理由で、突き返され努力が報われない。
③失意のどん底で同僚に励まされる。
という三つの状況を三つの場所に分けて、それぞれどんな風に気持ちが変化していくかというワークをやりました。やってみると状況に応じて身体の動きや感情が自然と変わるのを感じました。実際に演技するときはこんなに丁寧に状況が用意されることはないので自分で相手役や状況をイメージして感情が自然と動くようにしなければいけないんだなと思いました。