Simplicity is the keynote of all true elegance.アドヴァンスクラス「真面目が肝心」はじめました

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はい、どうもこんにちは。

忙殺されまくっていて、久しぶりに投稿になります。

タイトルはココシャネルの言葉です。

どうもイソヤマです。

今回はアドヴァンスクラスを久々に書きます。

えー、9月に入りまして、前回のアーサー・サーヴィル卿のお話を終え、今度は同じくオスカーワイルド作品の一つである、「真面目が肝心」をやっています。

喜劇です。日本では宝塚でよく上演されているようですね。

今回は同性ペアでやっています。

田舎の貴族の娘と都会のお嬢さん、田舎の屋敷を管理している貴族兼治法判事と都会のアーティストな貴族のやりとりになります。(ざっくり)

自分としては貴族の生活というと『ダウントンアビー』というドラマを思い出すんですが、作品としてはあれより20年くらい前の作品です。

今回のテーマは、エレガンスさ(上流階級の振る舞い)とリズム・テンポが大きなポイントになっています。

まず今は自分たちはリズム・テンポについて取り組んでいます。

原文のリズムを感じる。

もともとオスカーワイルドは風習喜劇を書くのがとてもうまい人ですので原文は非常に英語独特の小気味良いリズムでセリフが作られています。

なので最初にそのリズムを楽しんでみようという試みを行なっていきました。

実際に読んでみると・・・めっちゃ面白い!特に男性陣パートでは「バンベリー」という造語が出て来るのですが、それがあえて省略されずに何度も発音され、そこを中心に軽快なリズムになっています。

つい夢中になって、「good hevens♪~」と遊んでいました。

原文にあったリズム感を認識したところで、日本語の台本の方に戻ってきます。

今度は、テンポ・リズムそれと強弱などの要素を使って、どこを強調させるか緩急をつけていくか考えていきました。

この考えたテンポ・リズムを身体になじませるということで、セリフを喋る時に、セリフのテンポに合わせた歩行スピードで歩きながらセリフを喋ることをしました。

女性陣はうまく歩くスピードを変えて喋れていたのですが、男性陣はものすごく苦戦するということに。

セリフが短いので、すぐ次のセリフが来てしまい、どこを喋っているのか見失ってしまい、止まってしまうことが多発しました。ぐぬぬ。

なので、というわけではありませんが、男性パートと女性パートを交代してやってみたりもしました。なんでか「そっちの気があるよね」と言われました。なんでかね。(笑)

しばらく苦戦するも、なんとか最後の方では身体になじませつつ・・・というところで。

以上が今のところの「真面目が肝心」途中経過まとめという感じです。

多分もう少しテンポ・リズムを探りつつということになるのではないかと。そして上流階級の振る舞い・・・か。

いやー楽しみですね。

というわけで今回はこの辺で。

Cheerio!