“The road not taken.”

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表題はロバートフロストの詩のタイトルですね。
みなさん、こんにちわ
最近帰宅するとどこからか蚊取り線香の匂いがしているイソヤマです。
さて今回は、チェーホフの中でも即戦力になる要素であるPsychological Gesture(PG)をやっていきました。
これは、目的に対してGESTUREという形(もしくは動き)を与えることによって、そこからのフィードバック(影響)を受けて、より生き生きと演じられるようになる、みたいなものです。
(説明がすごい難しい。)
超簡単にいうと、生き生きと想像力豊かに演じるための一つの方法(しかも結構有用)です。
時間の関係上、いくつかあると言われる基本的な動作のうち、「引く」「投げる」のみをやりました。
(個人的には「裂く」もやりたかった・・・)
本来なら無限にGESTUREはあると言われているのですが、なぜその中でも基本的な動作これをやるのかというと、
例えば・・・皆様は勝利のポーズ(ジェスチャー)をしてと言われたらどういう動きをしますでしょうか?おそらく腕を築き上げるようなポーズをとるのではないでしょうか?つまり、人には根源的な部分で共通する動きというものがあって、それにつながるような基本的な動作(例えば、開く、閉じる、持ち上げる、押すなどなど)があるというわけです。
個人的には、そういう基本的な動作は、特にやっている人の感覚に訴えかけるものが生まれやすいんだろうなと思います。
投げるが個人的には難しかったのですが、あとあとから思うと古代オリンピックの槍投げなどの動きを参考にすればよかったのではと思いました。
このPGで重要な点は、動きは明確でシンプルでダイナミックなものにすること、呼吸をすること、楽しむこと、です(ulrichWSから)
他に、5ステップ(準備→始め→中間→終わり→放射・維持)をしっかり意識すること、クオリティ(どういうような感じでやるか)を取り入れることも重要です。
つまり、これまでやった、空間への意識、受け取ること、インナーボディ、を意識しつつ活かしつつ行うことが大切になってきます。(・・・たぶん)
で、実際に動きを練習して、まずその感覚を保って、いろいろ動いてみて、さらに最終的にはセリフにPGを利用して、言って見てどう変わっていくかを体験していきました。
同じ動きのみでもクオリティを変えれば、感覚を保った状態での歩き方も全然変わってきます。
もちろん、動きを変えればより一層です。
PGは感情も引き起こしやすくするので、今まで以上に感情が見えたという思える人もいました。(しかも自然に)
個人的感想としては、リスクの取り方が甘かったようだったので、もっとやれるはずというところをやれなかったという点で悔しかったです。
というわけで今回はこの辺で。
It’s been real!