ラブリー・ライフ

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火・木曜受講のイノケンです。今回は木曜アドヴァンスクラスの稽古の様子をお送りします。

と言っても、今回はいつも通りのテキストを使った稽古ではなく、訳あってビデオ鑑賞会となりました。そのビデオはなんと、ストーンウイングス第4回公演「ラブリー・ライフ」の様子を収めたものでした。コメディ作品。別役さん書下ろし。

とりあえず各々好きな格好でリラックスしてビデオ鑑賞開始。
皆最初は黙って普通に見ていたけど、話が加速する中盤以降は結構な頻度で笑いが起きていた。神保さんを知っているメンバーは普段の彼女のを知ってるだけに、その濃いキャラが面白くてしょうがない様子。てか面白い。神保さん何処行くのん。
休憩を挟んで全体で1時間50分ほどの作品だった。

ラブリー・ライフ。
あらすじは以下の通り。
(HPの「過去の公演」から引用)
  現代人のための恋愛コンサルティング会社を設立したノボロー(28)。大学時代の後輩トモヤ(25)が入社し、天然キャラの事務員ヤマダの巻き起こすトラブルにもめげずに、恋愛相談や、恋愛セッションを行う。しかし、アキは途方もなく細かい条件で一週間以内に理想の男性を探せといったり、無口で自閉的なノリコが突如フラッシュバックし、リストカットしそうになったり、サトミは奥手かと思いきや深刻な男性恐怖症だったり、会員の対応は一筋縄にいかない。理想通りにいかないノボローは彼女らの存在に頭を悩ませるが、逆にトモヤは勉強してとことん面倒を見ようとする。二人の間に理想と現実のズレがある。アキのパートナーが見つからないノボローは報酬50万のために、とうとうトモヤを理想の男性に偽らせる。しかし、最悪なことにヤマダがトリプルブッキングを起こしてしまう。ノボローはサトミに奥手克服セッションを、と同時にノリコが暴走したときはヒゲをつけてパパを演じる。トモヤはアキの前で金髪のカツラをかぶり、理想の男性トモナリを演じながら、ノリコのコンサルを行う。事態は大混乱大波乱の展開へ。

感想~
全体的に明るくテンポ良く、思わず吹き出すような絶妙なやり取りもあり、非常に楽しい作品だった。
結構バカバカしい話ではあるが、単に面白おかしく見せるだけでなく、現代的な問題を抱えたリアルな人間を見せようという部分が作品に深みを持たせてよかったと思う。
複線の張り方も良く、最後の大混乱への突入もあまり強引に感じずに素直に見れた。
端っから客を笑わせようとするのではなく、登場人物が状況にそって極真面目に行った行動が結果的に笑える。そういうのは嫌味無く素直に笑えるから好きだ。
ただ、どうも一部の人物について話がオチていないようで、終わりがちょっとすっきりしなかった感じがする。
あと、どうでもいいけど暗転の時の音楽が「カウ○ーイ・○バップ」のBGMなのが気になってしょうがなかった。MUSHROOM HUNTING!
でも面白かった。
終わり。

2 コメント

  1. イノケン氏素晴らしいレポありがとう。
    感想を書けとのお達しなので、ちょっとだけ。
    普通に楽しんで観てしまった。
    ありえなーいとツッコみたくなるようなシチュエーションがおかしくて…
    その状況を真剣に生きる人が面白い。
    一生懸命な人ってどうしてこんなに面白いんでしょうか…まぁ日常生活でもあることですけどね。。
    たぶん何度見ても笑える。
    そして、懐かしき神保さんvv
    元気ですか~?
    見てたら連絡ください(笑)

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