「から騒ぎ」を観た後に思うこと。

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お久しぶりの投稿、秋江です。

 

先日蜷川幸雄氏がなくなりました。

私が20歳前後ときは、芝居好きの友人の誰かが、蜷川氏演出のDVDを持っていて、

それを借りては勉強のために鑑賞をしました。

 

蜷川氏の作品は、まるで嵐のような感じです。見ている人がぐるぐると揺らされて、飲み込まれるようです。観劇後には、まるで嵐の後の航海の後のようなで、放心状態になります。

 

DVD鑑賞会でみた、「空騒ぎ」は、草原にいるようで、虫や鳥が遊びまわり、こちらも見ていて心が自由に広がっているように感じます。

観た後はある種の爽快感があります。

やはり英語を使っているので流れる軽快さがありました。

 

両方とも作品は違えどシェイクスピアの戯曲を、ここまで違うかと思ってしまいます。

 

世間的にシェイクスピアと聞いて、格式の高さや、異世界のもののような響きがあると思います。

今でもシェイクスピアと一般のお客さんの間には大きな隔たりがあると思います。

 

しかし蜷川氏はそんな土壌の日本という島国で、英語を基調とするシェイクピア劇において、世界的に有名になりまいた。

一般的のお客さんに日本でシェイクスピアの芝居を広め、観劇の機会を多分に作った蜷川氏。

演劇界に献身的な貢献をしてくれたと思うとありがたいことです。

 

こんな風に、気軽に仕事帰りに日本でシェイクスピアを観れるのは、

見えない誰かの頑張りによるものがあるのだろうと思いました。

シェイクスピア から騒ぎ 英国