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5つのルール

日本でも翻訳本が幾つか出版されているジョン・C・マクスウェル

 

ものすごい数の本を出しています。
彼の80分のセミナービデオを観ました。

「リーダーの中のリーダー」などといわれていますが、陽気なおっちゃんといった感じで、
特にカリスマ性も感じないのですが、しっかりと基本を軸に、コツコツ徹底的に活動してきたおかげで、
世界的に有名なリーダーシップのコーチになったのではと思います。

「七つの習慣」もそうですけど、そんなに驚くようなことは書かれていません。
自分たちがなんとなく、これは大事だと気づいていることを、しっかりと言葉にして伝えてくれているだけです。

 

ジョン・c・マクスウェル

この中で面白かったのは、5つのルールです。
ジョン・マクスウェルは、成功の鍵は「毎日」だといいます。
毎日、自分の夢や目標に繋がる行動をやれば、成功は時間の問題だといいます。
そして彼は、「読む」「考える」「ファイルする」「質問する」「書く」の5つを
毎日毎日やり続けて、70冊以上の本を書いたのだと語っています。

確かに、とても基本的なところだけど、実は出来ていないことだなと感じました。
自分が毎日やっていることといえば、「メールチェック」「FBチェック」「twitterチェック」……
全然価値がないことは、毎日欠かさずやっているわけです。

ちょうど、日常の行動の80%は習慣的なことで、習慣的なことは意味がない行動が多い
ということを考えていたところです。
いかに、80%の日常的な行動の中に、毎日夢に直結する行動を入れていくかが大切なんだな痛感しました。

そうすると、自分の生活、結構無駄に過ごしてきたなと思えて、
早速自分の5つのルールを設定しようと思いました。

皆さんも毎日やり続ける5つのルールを決めてみてはいかがですか?
日本のことわざでいう「継続は力なり」。
もう何度耳にしたかわかりませんが、改めて継続しているものはなんなのか、問いかけてみるとよさそうです。


高知にて思う

高知駅の龍馬像

一年に一回の休暇(といっても、基本的に仕事と休みの区別はない)で、高知に帰っています。
思えば、一年前のオーストラリアのレポも全然書き切れませんでした。

高知といえば、高齢化が進んでいて、若者の流出も止まりません。
少子高齢化に対して、少しでも手を打っておくべき、様々な施策が行われています。

しかし、肝心の高知に住む人たちにとって魅力的な県にならないといけないのに、
龍馬や特産品など、高知の強みばかりを打ち出しています。

ビジネスにしても、目の前に見える高齢化社会という対局ばかり見ているから、
介護施設や飲食施設、スーパーなど、住んでいる若者にとってはどうでもいいことが優先されています。

 

古びた商店街

県の中心部に位置する帯屋町商店街は、まったく魅力に欠けます。
新しい、かっこいい、建物をどんどん建てて、徐々に拡大させていく必要があるでしょう。

親の話す言葉を聞いていても、目の前の現実しか見えていないので、
どれだけマイナスなことを語っているか、本人たちは気づいていないよう。

現実はとりあえず棚上げして、新しいことが出来る可能性を知らないといけないし、
変えていく覚悟を持たないとダメだなと思いました。

同じような生活をしていると、まったくリスクもなく、安心でしょうけど、
そうすると脳は進化しないし、現実ばかり見ているから、病気の話ばかり聞くし、自分たちの健康も良くなくなる。
人の信念はなかなか変わりません。
見てきた現実で価値観が形成されます。
高知に住んでいる人は、ずっとその生活が価値観になっているので、
なかなか変革できないまま、時代の変化の波に、どんぶらこどんぶらこと流されるのみになるわけです。

変えるという意志は大切ですね。
坂本龍馬のように。


人・金・場所の問題を解決する

ビジネスの悩みも劇団の悩みも同じです。
人・金・場所の問題です。

劇団としては、人材が足りません。
広く掲示板などで出演者を募集して舞台をやる場合には、
実力の無い役者や、利己的な役者を頻繁に見ることになるでしょう。
才能のある、劇作家、演出家、劇団主宰者は絶対的に足りないです。
(基本的に勉強量が足りない)

金の問題はいわずもがなです。
どんな劇団も資金が潤沢にあるわけではありません。
客を呼べる舞台の場合、客に迎合し、質が著しく低い趣味的なものばかりです。

場所の問題はあまり感じている人は少ないかもしれませんが、
質の高い舞台を創ろうと思うなら、日本の劇場のほとんどは適していません。
天井が低い、自由に客席をくめない、横から照明を当てにくい
などいろいろと問題があります。
ある程度資金をつぎ込めば、(1日の劇場費を20万程度まで上げれば)
いい劇場もあるのですが、金の問題があると現実的ではないかもしれません。

 

このように、人・金・場所の問題が頭をもたげるわけです。
でも、ぼくとしては、この問題の解決策が見えています。

ぼくなりの解決策は、ぼくにしかできないかもしれませんが、
誰にとっても大事なキーがあるので、参考にしてください。

その問題を棚上げしなさい

これが答えです。
あまりにも、こうした問題を現実的に感じすぎて、
身動きがとれないだけでなく、集団のエネルギーも上がりません。
もちろん、質が上がっていきません。

問題に対する解決策ばかり考えていたら、
問題意識ばかりが頭をもたげます。

それよりも、このことを考えてください。

人に貢献できることを考えなさい
人がワクワクすることを考えなさい

これがキーになります。
集団のエネルギーをクリーンにし、この姿勢で臨んでいけば、
いつしか人・金・場所の問題も解決されるでしょう。
解決しないまでも、軽減され、創作に集中できるようになるでしょう。

お客に迎合するのとは異なります。
まずは、自分たちのスタイルを確立し、目指す演劇像を打ち立ててからです。
その上で、徹底的に人のことを考えるのです。利己的になってはいけません。

人・金・場所の問題は全部自分都合の問題です。
お客にとっては劇団が抱える問題なのどうでもいいのです。
自分都合の問題は棚上げして、貢献できることとワクワクすることを考えて実行してください。

成果は見えてくるでしょう。

 


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