創造者のジレンマ
すかそあvol.1公演を観て頂いた知人からは、
「LLLと同じ役者さんなのに全然雰囲気が違っていて、役になっていてすごいと思った」
「舞台があって(ひな壇みたいな)、一方向から観るものだと思っていたので、入った瞬間にわぁ~となって期待感が膨らんだ」
「細かいところまで丁寧に、繊細に創りあげてるなと感心した」
などと、お声を頂きました。
「先日はありがとうございました」
と、逆に頭を下げられたりもしたのですが、これこそ「観客に与えることが出来た」ということで、嬉しいですね。
すんごい頑張って、創りあげても、わずかな人にしか観てもらえなかったり
宣伝をしても、一般のお客さんがほとんど来なかったり、
ジレンマが多いのが演劇です。
素晴らしい舞台を創り、提供し、感動などの体験に変えてもらう。
素晴らしい舞台自体は創れても、多くの人に価値を提供するのが難しく、地道な活動を強いられます。
わたしたちのグループは、結構実力派ではありますが、
多くの人見知らぬ人に来てもらって、多くの人に価値を提供するという、
マーケティングに関しては未熟です。
RPGゲームのように、コツコツ経験値を積んで、レベルアップしていくしかありません。
ジレンマを抱えながらも、あらゆる面においてレベルアップをしていかなければなりません。
それには時間が必要です。
役者たちには、バイトに精を出すのではなく、レベルアップに精を出して、
次回公演に向かっていってほしいです。
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