• Twitter
  • Facebook
  • Google+
  • YouTube
  • Cart

7日間で学ぶ! 演技の基礎メールセミナー

俳優になるための大事な心構えとマル秘テクニック

Registar Now

Other Blogs

  • アクティングスクール校長ブログ

  • アクティングスクール生の稽古ブログ

  • FEATHER IMPRO ACT PROJECTブログ

  • 引き寄せの法則メッセージ

成功する芸術家のクリエイティビティ

芸術家にせよ、起業家にせよ、ビジネスパーソンにせよ、
追跡調査によって、成功するタイプというものが研究されてきました。

50年以上も前の話。
今や有名な心理学者チクセントミハイは、美術を学んでいる学生に静物画を描かせて、行動に2パターンとあることを知りました。
一つは、さっさと物を選んで、そこからいかにうまく描けるか選んだグループ。
もう一つは、たくさんある物の中から、なにを使って、どんないい絵が描けるか考えたグループ。

俳優や声優もそうですが、養成所や専門学校を出たものの、
多くの人が脱落します。

この美術を学んでいる学生も、その後、半数が美術とは関係ないことをしていました。
しかし、半数は美術で食べていけていて、ある人たちは成功を収めていました。

どちらのグループが、生き残った側だったでしょうか?

それは、二番目の、たくさんある物の中から、なにを使っていい絵を描こうか考えたグループです。

彼らは、たくさんある可能性の中から、ベストな形を探しました
チクセントミハイは、そうした創造性のある人たちに着目して研究したのです。


我々、演劇人にとって、これはどんなことがいえるでしょう?

日本の演劇は、まことに多種多様です。いろんな演劇があります。
その中でベストを選んでいる人は、ほとんどいません。

ぼくは、日本の演劇を見てきて、そこに目指すものはなく、
理想の形をイギリスに見つけました。そして、それは世界の一流が選ぶスタンダードでもありました。
ぼくは多くの可能性の中から、ベストのものを見いだし、取り組んできました。

日本人の多くは、世界も見ず、勉強もせず、
その辺でやっているお芝居から刺激を受けて、真似てやっています。

アニメもそう。似たようなアニメばかりではありませんか。
無限の可能性の中から、独自のものを見いだすクリエイティブな人は少なく、
ありふれたものに影響され、真似ることばかりしています。

俳優志望者も、とりあえず、知名度のある養成所やプロダクションに行こうと安易に考えます。
学びはじめても、与えられたレッスンの中で、ベストを尽くそうとするだけで、(ベストを尽くさない人もたくさん)
自ら学び、切り開いていく人は希少です。

チクセントミハイは、一流の芸術家やスポーツ選手に見られる、創造性に着目したわけですが、
多くの俳優や演劇人は、これといった創造性もなく、もう一流の道が終わっている人だらけです。
(それでも、なんとなく注目されたり、名前が売れたりするのが商業主義時代のおかしなところですが)

最後に、チクセントミハイはこんなこともいっています。
10年間は特定の分野の技術的知識を徹底的に学ばないと、優位性をもたらす創造性は出せないと。

Register now


I'm a small Introtext for the Register Module, I can be set in the Backend of the Joomla WS-Register Module.



  or   Login
×