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俳優になるための大事な心構えとマル秘テクニック
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引き寄せの法則メッセージ
なんのための芝居?
世界を見れば、もっととんでもなく素晴らしい芝居はたくさんやっているわけですが、
日本の場合、低質・低俗な芝居に、わんさか客が入っているし、
主催者の思惑通り、利益も出せていたりします。
しかし、彼らは「なんのために」演劇公演をしているのでしょうか?
名を売るためだとしたら、なんのために名を売る必要があるのでしょう。
低質・低俗なレベルで名を売ってなんのためになるでしょう。
お客が入るというのには、いくつか理由がありますが、
質が高いからとか、本物の舞台が観られるから、
という理由でお客が入ることは、とても少ないように思えます。
まったく違う理由でお客が入っていると、
お客が入ることを正当化するとき、同時に間違ったものを正当化してしまいます。
例えば、「やはりルックスのいい役者を入れなければいけない」とか。
ぼくの「なんのために」は、ひとつには、
日本でも質の高い・本物の舞台を観せて、高いレベルの体験をしてほしい
ということです。
そこには、また別次元の感動や充足感があります。
この「上のレベル」を知らないのです。
これを実現するには、俳優やスタッフの実力向上、理想的な劇場空間、
優れた脚本と優れた演出家が必要になります。
とびきり上質の舞台にこそ、お客が入ってほしいのですが、お客を入れることに価値観を置いてしまうと、とびきり上質の舞台は創れないでしょう。
そこには厄介なジレンマがあります。
スピーチ力・プレゼン力に関する動画講座がオープンしました
ネットで学べるスピーチ&プレゼンテーション。動画講座が本日リリースとなりました。
「速習! 伝わる&心を動かす 劇的なスピーチ&プレゼン術」
です!
東京オリンピック招致プレゼンテーション成功で、俄然注目が高まっているプレゼンやスピーチですが、
既存のプレゼンテクニックでは、ああいった表現豊かなものにはなりません。
情報を伝えることばかりが先行していて、
情報を超えた、感情的な部分や、目に見えないエネルギーの部分を
表現するのは、まさしく俳優トレーニングの領域です。
世のスピーチ指導者、プレゼン指導者は、俳優トレーニングを知りません。
表現力に関しては素人です。
東京オリンピックの招致プレゼンを指導した
マーティン・ニューマン氏は、演劇大国イギリスの人です。
代表別役慎司は、日本で立ち後れていた俳優トレーニングの分野で、
いち早く、欧米のものを取り入れた先駆者です。
そして13年以上指導してきた実績があります。
そんな世界の俳優トレーニングから応用させた、人間力・即興力・表現力育成は、
他とは全く違う、本質的な成果をもたらすのです。
俳優は強いのです。
俳優訓練は、万能なのです。
そんな別役慎司が、撮り下ろし動画で、全20レッスンを収録した
「劇的なスピーチ&プレゼン術」。
なんと、
1980円にしました!
しかも、前半部は全て無料公開!
お試しで、かなり内容について理解して頂けます。
後半部は、更なるレクチャーや別役による実演、一人でできるワークなどをご紹介しています。
圧倒的に中身の濃い146分間の講座です。
ここに紹介動画があります。是非ご覧ください。
youtubeでは、この講座の前半部を順にアップする予定ですが、
講座設置先であるナレッジサーブでは、「お試し受講(無料)」することで、すぐにご覧なれます。
この講座で、劇的に伝わる、本物のプレゼン術、スピーチ術を速習することができます。
キング・オブ・コント 予選対策
高嶋君がスクール生ということもあり、
高嶋君・白鳥君によるお笑いコンビ「素顔のままで」の
キング・オブ・コント2回戦対策を行いました。
2回戦ともなると、そうそうたる顔ぶれが並んでいます。
多くは事務所に所属しています。
そんななか、無名でフリーの二人が混じって競うんですから、
たいしたものではありますが、とにかく勝つことを第一に考えなくてはいけません。
お客さんは、無名だろうがフリーだろうが関係ありません。
面白ければ、名前も覚えてもらえるし、注目してもらえます。
そんななか、HPもブログもないという脱力ぶりには少し呆れますが、
これを機に、もっとプロ意識を高めていってほしいと思います。
とにかく、2回戦に進んだということで意識が出てきたようです。
ぼくに意見を求めにきたというだけでも大きな進歩。
とりあえず、8/15にネタを見せてもらいました。
本番3日前です。
「こりゃダメだよ」
という内容でした。
序盤の状況構築ができていないので、
お客を置き去りにしてどんどん進み、
笑いに引き込むどころかお客を引かせてしまうというパターン。
ところどころ聞き取りづらかったり、
動きが不明瞭だったり、直す箇所がたくさんありました。
これでは通用しないというか、恥をかきにいくというか……
この完成度で3日前はダメだろうという感じでした。
台本の問題点を改善するには抜本的に直さないといけなかったので、
ちゃんと状況構築から、笑いの流れにもっていき、ある程度動きも出てきて、
オチに無理がないプロットを30分くらいかけてぼくが作りました。
それを元に台本を起こして、本番に挑むという流れでしたが、
心配だったので、本番前日17日にもう一度来てもらいました。
すると、16日の日にライブがあったということで、
そこで早速実戦投入したというのです。
反応は「いつもよりいいけれどややウケ」ぐらいだったということで、
実際に見せてもらったら、よくややウケだったなと思うくらいの有様でした。
プロットと違う部分を付け足して失敗しているし、
相変わらずお客を置き去りにする構成になっています。
本番前日でこれとは……。
ぼくも、完成品まで持っていってやると思っていたので、
トコトン付き合うことに。
結局、違うネタにすることになりました。
(わざわざプロットを作ってあげたのはなんだったんだという感じですが)
まぁ、そのほうが状況がお客にわかりやすく、無理が少なかったのと、
高嶋君のネガティブな特長がよく生かされていました。
しかし、それでも欠点が多い。
とりあえず、1時間かけて、ぼくは台本のリライトをしました。
元ネタが5分オーバーだったので、1分縮めながら、もっとわかりやすく、
もっと笑いの引き金になるように変えていき、強引だったオチも修正しました。
そして新しい台本ができてから、練習を重ね、
台詞が入ってきたら、動きなども修正して、ようやくある程度の完成度のところまでたどりつきました!
もう夜の11時。
周りの芸人は強いと思いますし、しっかり準備をしてきてると思います。
予選突破は並々ではないと思いますが、一つのことに情熱を傾けられるっていいなぁと思いました。
結果はどうあれ、かなりの刺激と成長になることでしょう。
今回発表したネタのBefore Afterがビデオであります。
もしかしたらyoutubeでのせるかもしれません。
本日18日の予選で、300名のお笑い好きのお客さんに観られるわけですから、
少しでも注目され、「素顔のままで」を応援してくれるお客さんが生まれたらいいですね。
コント面白い
高嶋君・白鳥君による「素顔のままで」は2回戦で敗退しました。
これからより一層本腰入れて取り組んでほしいですね。
しかしまぁ、芸人の世界も面白いですね。
みんなライブなどで、新作を試して、お客の反応などをフィードバックとして生かしながら、
そのネタをどんどんブラッシュアップさせていって、こうした「キング・オブ・コント」などの
大会に集大成をぶつけてくる。
ぼくは、高校演劇時代に、「大会」に青春をかけていたところもあったので、
こういう挑戦ものって好きです。
日本の演劇界は、全然レベルの高さを感じないけど、
お笑いの世界はレベル高いなと思います。
みんな真剣で、情熱があって。
なんか、面白いので、
希望する芸人コンビさんいたら、
ぼく鍛えます!
コント台本書きます!
ちゃんと努力しない人はだめですけどね。
しのぎを削るお笑い界で、最低他の芸人たちがやってるレベルのことはできる人。
であれば、1年でキング・オブ・コント準決勝に出られるくらいまでにはします。
最高の台本と、しっかりとした演技指導があれば、
かなり完成度の高い、笑わせられるものができるはずです。
サマーワークショップ2日目終了!
さて、8/11日、夏のワークショップ2日目が終わりました!
2日目のテーマは「役を浸透させる力~役作りを成功させる、役のアプローチ~」でした。
今回はやむなく定員を超えてしまい、13名!
とても楽しく、密度の濃い、有意義なワークショップになったと思います。
前日の「惹きつける力」もそうですが、かなりテーマが大きいです。
役作りは、映像においても舞台においても、逃れられない重要要素ながら、
質問してみると、あまりにアバウトにやってきていることが浮き彫りになります。
脚本読解も含め、役作りのアプローチは作品作りの土台となるものなので、
土台作りのプロセスと方法を知っておかなくてはいけません。
今回のワークショップでは、このような図を用いて、解説しました。
役作りには「内面のアプローチ」と「外面のアプローチ」が必要
役に近づき&近づけながら、自分と役とのギャップを埋める
そして、馴染ませる作業まで行わなければならない
役作りに関するレクチャーのあとは、マイケル・チェーホフ・テクニークより「Imaginary Body」を行い、役作りの3段階を高速でトレーニングするワークをやりました。
そしてできあがったキャラクターを使って、3人組でシチュエーションを考えてもらい、5分程度のインプロを行い、役の浸透度を確認。
また、役が馴染んでいないのであれば、なにが足りないのか、どういうことをしていくべきなのかということを気づかせました。
後半は、イプセンの「小さなエイヨルフ」をテキストに使い、読み合わせを繰り返しながら、意見交換します。
全体的にも解釈のシェアをして、少ない情報からいかに想像力で広げるか、的確に情報を捉えるかを学ぶと共に、この作品の複雑な構造についても理解しました。
最後は、ペアによる発表で締め。
あっという間の5時間が終わりました。
一人ひとりフィードバックをしてもらいましたが、全て回るのに20分くらいかかってしまいました。
それだけ、掴むものが多かったのでしょう。
群馬から来た方の感想が印象的でしたね。
「役作りがうまくいかなくて、トラウマになっていたくらいで、答えを得たくて群馬からやってきました。
完全にとはいえませんが、答えがわかってきたので、はるばる来た甲斐がありました」と。
皆さん、お疲れ様でした!
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