12/7 スタニスラフスキーマスタークラス

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こんにちは。とてもとても久しぶりのクミコです。

12月最初のスタニスラフスキーのクラスは、前回からの続き、「注意の圏・集中の円」。

集中の円(大・中・小)を、メリハリをつけてハッキリと分かるように演技することで、説得力のある芝居になる…。

ということで、1つ目のトレーニングは、

「暗闇の中にいる」→「いろんな方向から聞こえる音をたどって目的物を保護する(倒す)」というもの。

周りから聞こえる音を頼りに、ターゲットに向かって動くということですが、「集中の円」の大・中・小をはっきりと分かるように表現しなければいけません。

分かってはいても、やはり、「小がぼやけている」「中が多い」「大にスケール感がない」など、課題がたくさんあるということが分かりました。なかなか難しいトレーニングでした。

なんとなく、「大」が「空間」、「中」が「線」、「小」が「点」というようなイメージかなというのが個人的な解釈です。

2つ目のトレーニングは、「小→中→大」の流れを表現する、というもの。

「閉じ込められている」「暗闇の中にいる(シチュエーションは各々が考えて作る)」「脱出方法を見つける」「解放される」という流れを「小→中→大」に則って表現します。こちらも難しかったですが、それぞれが作り出したシチュエーションに個性が出ていて楽しかったです。

「集中の円」に関して一人一人注意点は違っていましたが、全体に共通して指摘されたことは、「下を向きすぎ」「顔がよく見えない」という基本的なことでした(汗)