サマーワークショップ 「アニマルエクササイズ~身体への意識、役作りへの応用~」

0
2795

8/21(日)PM1:30~5:30までの四時間
STONEψWINGSアクティングスクールのサマーワークショップ第二弾「アニマルエクササイズ~身体への意識、役作りへの応用~」が実施されました。

アニマルエクササイズというのは、スタニスラフスキーシステムのなかにありますが、俳優訓練用と公演演技用と2タイプの応用があります。その二つを両方やりました。

まずは上野動物園にて撮りたてのほやほやの動物の動画(30種以上)
を見ながら、好きな動物の真似をします。
2グループに分かれて行いました。

二班に分かれて好きな動物を練習マレーグマのポーズ

人間の骨格と違うので、色々な気づきがあります。
そして人間の身体の柔軟性のなさや不便さにも気づかされます。
動物の真似を1分やっただけで、かなりばてます。

特徴のほかに、真似をしているとどんな気分になるのかも考えてもらいました。

これはマイケル・チェーホフの「Psychological Gesture」のようなものです。

大体8種類くらい研究して、グループ毎に発表してもらいました。
そしてなんの動物を真似ているのかを当てます。

班ごとに発表と研究結果報告リクエストに答えてももう一度

真剣にプレーリードッグ

それから1回見ただけで模倣をしたり、
お互いにコラボレーションをしたりしました。

コラボレーションでは、もう少し動物の関係性が浮き彫りになればよかったんですけど。

コラボレーション

後半は、戯曲のあらすじを読んだ上で、「このキャラクターであれば、こんなアニマル」というものを考察し、ディスカッションしてみました。

そして、グループインプロ「キャンプ」に基づいて、アニマルをビルトインした上で即興を。あとで、どんなアニマルだったかを当てました。

戯曲のあらすじからアニマルエクササイズの適用を考察インプロ「キャンプ」でアニマルを取り入れる

どのアニマルかをのちに当てます

貴重な貴重なアニマルエクササイズの回でした。

次回は9/4にサマーワークショップの第三弾があります。
テーマは、「台本に隠された心理を読み取り表現する方法」

参加受付はまだまだ大丈夫です。

希望者はメールで、住所・氏名・年齢・メールアドレス・簡単な演技経験・参加希望日を明記して、こちらまでお送りください。