こんにちは、クミコです。
“覚えようと集中すると、そこにエネルギーが発生する…”
3人ひと組となり「記憶ゲーム」をしました。テーブルの上に物をアトランダムに置き、1人がその状態を1分間で記憶します。その後、残りの2人がテーブルの上の物を少しだけ動かして、その動かした場所を当てるというゲームです。
後半は外に出て歩き、街のいろいろな様相についてクイズを出し合うというゲームをしました。つまり、どれだけいろんなことを記憶しながら外を歩くか、ということです。
記憶するということは、芝居の中では重要なことです。セリフを覚えなければいけないし、セリフだけでなく、動きや、それぞれの場面での感情の変化なども覚えていなければいけません。
でも今回求められていることは記憶することでも覚えることでもない。
必要なことを見つけ、いかに集中するか、ということではないでしょうか。
集中するポイント、つまり「焦点」に対し「集中」する。
セリフを覚えるだけが芝居じゃない。感情の順番を覚えるだけが芝居じゃない。自分の演技に集中するだけが芝居じゃない。
いろんなことが繋ぎ合わされ、そこに集中して焦点を合わせ、その結果、自然とエネルギーが発生する…その流れが発生して、初めて「芝居」というものが生まれるのではないか。
いつも漠然とだけれど、何となく自分なりの答えを見つけようとしながらスクールに参加しています。