エネルギーその2

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こんばんは!スクール生の矢野です!

今回も 重心とバランスのテーマから派生した「エネルギー」をテーマにやっていきました!

まず最初にやったのは「王様と伝来」というワーク。1人が王様として立っていてそこに向かって伝来役が走って行って王様の近くで止まる。

そして、王様役の人は伝来の人からエネルギーを感じられたかフィードバックを与えます。

前回のレッスンで学んだ、エネルギーを出すために重要な諸要素(一点に集中していく方向性、身体への意識、無駄のない動き、筋肉のコントロール)等々をしっかりと意識して、相手に、観客にエネルギーが感じられるようにやっていきます。

簡単に思えますが、これが意外と難しく、王様役の近くでピタッと止まることが出来なかったり、止まらないことを恐れて、徐々にスピードを落として止まってしまってエネルギーが弱くなったり、日々の身体コントロールの鍛錬が重要であると思い知らされました。

素早く近づくだけでなく、、ゆっくり近づいて暗殺するように近づいてエネルギーを出すこともしました。エネルギーを出す上でスピードは関係ありません。ゆっくりでも恐ろしいエネルギーを出すことが出来るんですね。

さて、その後おまけで、こうやったらエネルギーが出ない!という失敗例をいくつかやりました。

そのまま通り過ぎていったり、自分に向かってきてると思ったら目の前で物を拾って行ったり、全く身体をコントロールせずにふらふら行ったりと、何も意識せずにやると、または身体のコントロールを失敗した状態でやるとエネルギーはいとも簡単にどこかへ行ってしまうことがよく分かりました。

最後に、「相手の前に歩いて行って止まる」という動作から出るエネルギー、歩きのテンポ・リズムだけで歩いてきた人がどんな状況にあるか当ててもらうというワークをやりました。

例えば「緊急事態発生」という状況ならエネルギー量はかなり高く、テンポも早い。「寝起き」という状況ならエネルギーだけで低く、テンポも遅い。といった感じです。

これは、意識してエネルギーを高くしているつもりでも、相手にはエネルギーが低く見えたり、自分は早く歩いてるつもりでも相手には少し遅く感じたりと、感じられ方の違いをよく知りました。

終わりに当てる方は歩いてくる人に背を向けて、飛んで来るエネルギーだけで歩いてくる人はどんな状況か当ててもらうというのをやりましたが、目で知覚しなくても何となくマイナスなイメージだなとか何となく急いでいるなとかが背中で感じられることに驚きました。人間には、目に頼らなくてもエネルギーを何となく知覚できるものが備わっていて、舞台をやる上でも、目には見えないけれどエネルギーを意図的に上げたり下げたりすることをやると、観客にもっと感動を与えることが出来るんだなあと思いました。

またそれでは!