あれくさんだー

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お疲れ様です!スクール生の矢野です!

今週のクラスが来てしまう前に急いで先週のスタニスラフスキーマスターコースのクラスについて書きます笑

ストーンウィングスでは、4月はスタニスラフスキーはやらずに、アレクサンダーテクニックをやることになっています。

このアレクサンダーテクニックとは何かというと心と身体のストレス(緊張)を解放して理想的な状態で自由な演技が出来るようにするためのメソッドです。

ボディビルダーさんのように全身を緊張させながら演技をしたり、「今月の家賃の支払いやばいなあ、どうしよう、あああ」とか頭の中に不安を抱えまくって演技をしたりするのかなり難しそうですよね笑笑

アレクサンダーテクニックはその逆を目指すイメージだといえばわかりやすいでしょうか。

演技のためだけに作られたものではないので、スポーツをやっている方や歌手の方も使って自由なパフォーマンス、表現のために使っています。

元々アレクサンダーさんが何故このメソッドを作り出したのか。歌手、役者をしていたアレクサンダーさんはある日突然声が出なくなりました。

これは大変だと色んなお医者さんに駆け込むもお医者さんからは原因不明と言われるばかり。

自分で治すしかないと思ったアレクサンダーさんは家の中の三面鏡の前に立って、自分が声を出そうとする時に身体のどこに力が入っていて、どんな風な姿勢になっているか調べました。すると、声を出そうとする時に喉に必要以上に力が入っていて顎を引きすぎていることが分かりました。

そこを改善すると無事に前のように声が出たアレクサンダーさんは、心と身体の緊張をとることの凄さに気づき、アレクサンダーテクニックを作りましたとさ。

てな感じの経緯です。

ということでそんなアレクサンダーテクニックの中で今回は「心」の緊張をとることをテーマに、

日常生活での悩み、ストレスに感じていることを書き出し、その横に自分が思う原因を書き出して、一人一人別役さんに相談してもらい、スッキリするというワークをやりました。

皆さん一人一人悩みをスッキリと別役さんに解決してもらって、これで演技以外のことに気を取られることはなくなったはず!

一流のアスリートがスポーツ以前に自らのメンタルコントロールをかなり大切にしているように、役者も演技云々より前に演じる自分が理想的なメンタルを保てているか常にチェックして、周りに吐き出すなどの工夫をしていくことが大事ですね!

それでは!