2/9 感情の記憶を掘り起こせ!

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お疲れ様です!更新遅れてすみません!スクール生の矢野です。

2月9日のスタニスラフスキーマスターコースは、その前の週に宿題として出された、感情の記憶を使ったシーンアクティングの発表をしました。

お題は、「身体が記憶していること(寒さ、熱さ、だるさ、きつさなど)を使ってシーンアクティング」と、「辛かった経験を使ってシーンアクティング」の2つでした!

前者の方は料理してて指を切った、大雪の次の日の帰り道、僕はバイト中眠すぎるなど、身体が覚えているだけあって、リアルな反応、身体表現が自然と出てきている印象がありました。

後者の方は、前働いていた会社のハードワークで心が荒んでいる様子や、病気で大学を諦めたときの様子など重めの内容づくしで、その分説得力がものすごくありました。

感情の記憶は、アメリカではよく使われているとのことで、積極的に過去のトラウマ体験を掘り起こして感情を引っ張り出すということをよくやるようです。

上手く使えば、最高に観客に迫る演技に繋がりますが、演じたあとはしっかりと、劇世界から帰ってこないとトラウマ体験を思い出したままになり、その後の生活にまで影響するほど、扱いを貴重にしなければならないテクニックですね。

ただ、演じる上でどうしても強い感情が欲しく、また台本の設定と自分の過去が折り重なる点が多い場合はそれは自分にとって最強の武器になるので上手く使って自分のものにしたいと思いました。

以上です!それではまた!

矢野