Wangel in the gaschamber 2/3アドバンスクラス

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はい、どうもこんにちわ
最近ココアを飲むことが習慣になりつつあるイソヤマです。
今日のアドバンスはちゃんと女性もそろったので海の夫人を再開しました。
今日の内容的に台本を離さないとあまり意味がないワークだったので、まずは、セリフごとに自分が何をしようとしているのかの説明をすることだけでシーンを進めていって、このシーンを構造的に確認することを行いました。
これをやることによって表面的なセリフに囚われる覚え方ではなく、役としての心の動きや意図に沿ってセリフがある、つまり役同士の会話の流れを確認することができます。
また、役としての前提となる状況(つまりは役作りなんですが)をその都度に変えてみることで、色んな可能性があることも探っていけます。

と、台本を外す準備をして、今日のメインである登場人物のいる場を変えてみる、ということをやっていきました。
例えば、狭い閉鎖的空間なら、
例えば、座るイスがすごく離れていたら、
例えば、抽象的な空間が分離している場所にいるとしたら、
例えば、スカイプのビデオコールだったら、
例えば、片方が密室の薄暗い空間にいたら、
例えば、片方が王位の人間だったら、

場が変わるだけで、どれだけ役の感じかた、関係性が変わるのかを試行錯誤的にみていきました。
高さや暗さ、空間が開けているか閉じているか、という点だけでも役が受けとるものがかなり変化があることに驚きました。
というかすごく肌で感じ取れました。
自分としては、役としての目的と、直前の状況をころころ変えて挑んでいたのですが、時々目的そのものすらも変えてしまうような影響力を場の設定から感じる時もあって、その体験がすごく勉強になりました。
逆にじゃあ、台本として正当化できうる場を想定したときに、どういう方向性が面白いのか、自分が一番信じきれてエネルギッシュに取り組めるのかということを考えさせられました。

ということで今日はこの辺で。